X JAPANは、ヴィジュアル系シーンの元祖と言われるバンドです。熱狂的なファンを多く持ち、「日本のバンドマンで、X JAPANの影響を受けていない人はいない」とされるほど。今回は、そんなX JAPANのアルバムについてまとめました。
人気ロックバンドX JAPANとは?
X JAPANは、ドラムのYOSHIKIさんとボーカルのTOSHIさんを中心に結成されたバンドです。
1989年に「X」としてメジャーデビューを果たした後、メタルを基調とした激しいロックサウンドと、奇抜な髪型やメイクで注目を集めると同時に、当時の若者の間で熱狂的な支持を集め、瞬く間に人気バンドとなりました。
「ビジュアル系」と呼ばれるバンドのジャンルの先駆者であり、多くのビジュアル系バンドマンがその影響を受けているとされています。
デビュー当時にベーシストだったTAIJIさんが1992年に脱退し、HEATHさんが加入。世界への進出を果たしますが、アメリカに同名バンドがいたため、「X JAPAN」へと改名します。
1997年にボーカリストのTOSHIさんが脱退し、バンドが活動休止する中、1998年にギタリストのHIDEさんが急逝。2007年に再結成した後は、HIDEさんのポジションには「ゲスト」という形でギタリストを迎えていました。
しかし、2009年に元LUNA SEAのSUGIAOさんが6番目のメンバーとして正式加入。ワールドツアーを行うなど活動を続けてきましたが、YOSHIKIさんの持病が悪化し、再び活動休止状態となっています。
最新アルバムは「WE ARE X オリジナル・サウンドトラック」(2017年発売)
2017年3月3日リリースの「WE ARE X オリジナル・サウンドトラック」は、X JAPAN初のドキュメンタリー映画「WE ARE X」のサウンドトラックです。
ミュージシャンのドキュメンタリー映画のサントラCDがランキングのトップ3以内に入ったのは、1971年2月の、ビートルズ以来。45年ぶりの快挙となりました。
全世界同時リリースされたこの作品は、イギリスのUK Top 40 Rock Albumチャートでは1位を獲得した他、世界9ヶ国のiTunesチャートでも1位を獲得しています。