今年で17回目を迎えるコント日本一決定戦『キングオブコント2024』(TBS系)の準決勝進出者が出そろった。
昨年に続いて即席ユニットでの参加も認められている今回の『キングオブコント』。8月11日に大阪、14・15日に東京で行われた準々決勝には199組が参加していたが、準決勝進出は35組という狭き門となった。
シードで準々決勝からの登場となった昨年のファイナリスト組からは、蛙亭、ニッポンの社長、ファイヤーサンダー、や団、ラブレターズ、隣人の6組が準決勝進出を決めた。昨年まで4年連続の決勝進出を果たしているニッポンの社長は、5度目となれば決勝進出回数で6度の決勝を経験しているさらば青春の光に次ぐ歴代2位となり、5年連続なら史上初の快挙。またラブレターズも過去4度決勝に進んでおり、5度目のファイナルを目指す。
そのほか、2022年準優勝のコットン、21年準優勝のザ・マミィ、決勝4度進出のしずるといった実績組のほか、19年の準優勝のうるとらブギーズも復活してきた。
準決勝に初出場となったのは、相性はいいよね、おおぞらモード、cacao、気になるあの娘、スクラップス、春とヒコーキ、ブラゴーリ、それにストレッチーズ・高木貫太、サツマカワRPG、ひつじねいり・松村祥維によるユニット・トゥリオの8組。トゥリオが今回、唯一の即席ユニットによる準決勝進出者となった。
一方、35組の高い壁に阻まれた実力者たちも少なくない。
昨年のファイナリストからはカゲヤマ、ジグザグジギーが準々決勝敗退。昨年10位のゼンモンキーは不出場となっている。そのほか、4度の決勝経験があるザ・ギース、今年の『ABCお笑いグランプリ』(ABCテレビ)で令和ロマンと優勝を争った青色1号、昨年の『THE W』(日本テレビ系)女王・紅しょうがのほか、男性ブランコ、わらふぢなるお、アキナ、ネルソンズ、パーパー、TKO、クロコップ、かが屋といった過去のファイナリストも軒並み脱落する激戦となった。