◆落ち込むことになったママの発言とは?

すると「お姉さんが迷惑だって!やめなさい!」と、あわててその子のママが瑞稀さんの足から女の子を引き剥がして抱き上げると、何度も頭を下げられ謝られたそう。

「その言い方が、何だか面倒臭い人間を黙らせようとしている感じに聞こえてしまい“きっとこのママさんの目には、私って子供嫌いの小うるさい孤独なおばさんに写っているんだろうな”と落ち込んでしまったんですよね」

そして20代のキラキラしたママに「お姉さん」と呼ばれた気恥ずかしさと、また気を遣わせてしまった罪悪感で瑞稀さんは胸が苦しくなってしまいました。

「確かに私は結婚するタイミングを逃してしまい、いまだに独身で子供も産んだことがないですが、子供は好きなんですよ。甥っ子も可愛がっていますし」

ですがそんな言い訳をするわけにもいかず、瑞稀さんはお会計を済ませるとそのママ達に会釈をして逃げるように店を後にしたそう。