同特設サイトでは、2025年3月末までのキャッチアップ接種対象者への情報提供も意識した。

1997年4⽉2⽇~2008年4⽉1⽇に⽣まれた人を対象に、無料でHPVワクチンを接種できる「キャッチアップ接種」が公費で⾏なわれている。キャッチアップ接種の公費負担は2025年3⽉までとなる。

合計3回の接種(9価ワクチンのみ、2回の場合もある)が必要で、完了するまでに約6か月間かかるという。全て無料で受けるためには、9月までに1回目の接種を受ける必要がある。

「03. 公的な費用による無料接種(定期接種)」の解説の中で、厚生労働省の「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~」というサイトへ遷移できるようになっているので、気になる人はチェックしよう。

日本対がん協会について

日本対がん協会は、1958年に設立された公益財団法人。

「がんで悲しむ人や苦しむ人をなくしたい」との目標のもと、民間の立場で「がん予防・検診の推進」「がん患者・家族の支援」「正しい知識の啓発普及」という3つの柱に沿った活動に取り組んでいる。

身近に接種対象者のいる人は、特設サイト「子宮頸がんの予防のために HPVワクチン」をチェックしてみては。

「子宮頸がんの予防のために HPVワクチン」URL:https://www.jcancer.jp/about_cancer_and_checkup/hpv_vaccine

(Higuchi)