福井県立恐竜博物館にて、7月12日(金)~11月4日(月・振)の期間、令和6年度特別展「バッドランドの恐竜たちー北アメリカの1億年―」が開催されている。
また、来場者10万人を達成し、8月9日(金)に「来場者10万人突破記念セレモニー」を実施。特別展を主催する恐竜博物館の谷川由美子館長、福井テレビの髙橋昭一専務、そしてこの日恐竜博物館に来ていた子どもたちと一緒に10万人突破達成を祝った。
日本初公開となるゴルゴサウルスの全身骨格化石も展示
「バッドランドの恐竜たちー北アメリカの1億年―」は、恐竜研究の聖地・北アメリカの恐竜がテーマ。ティラノサウルス「ブラックビューティー」の実物頭骨や、日本初公開となるゴルゴサウルスの全身骨格化石、さらに全長約25mのディプロドクスなどを展示している。
映像やプロジェクションマッピングも用いており、迫力を体感できる特別展となっている。
常設展示にも注目
また、福井県立恐竜博物館はドーム型の常設展示室をもち、「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」の3つのゾーンに分けられている。広大な無柱空間には、恐竜の全身骨格や化石や岩石、ジオラマなどが展示されており、恐竜をはじめとする地質・古生物の世界を堪能することができる。
そのほか、化石のまわりに付いた岩を取り除く化石クリーニング作業を見ることができる「化石クリーニング室」、著名な恐竜アーティストが描いた多数の恐竜絵画の原画やリトグラフ、精巧に復元された恐竜模型の数々が展示されている「ダイノギャラリー」も設置。
時間帯によって数パターンの光の演出が楽しめる、福井で発見された5種の恐竜と1種の鳥類でつくられた全長約13mのシンボルモニュメント「恐竜の塔」も見逃せない。
特別展観覧券で常設展も観覧可能
チケットは福井県立恐竜博物館HPから購入可能。料金は、一般1,800円/高・大学生1,600円/小・中学生、70歳以上1,000円で、未就学の幼児は無料だ。特別展の観覧券で常設展も見ることができる。