スマホのCMで「消してやるのさ」と叫んでいた人間が、まさか自分を消そうとするとは……。フワちゃんがお笑い芸人のやす子に対してSNSで暴言を吐いた件は、2人が直接会ってフワちゃんが謝罪。両者の間では話はついたが、騒動が沈静化する様子はなく、フワちゃんは活動中止を発表、このまま芸能界引退に追い込まれる可能性さえ出てきた。
「これまでも芸能人による失言、暴言、SNSへの誤爆は数え切れないほどありましたが、今回の『死んでくださーい』は群を抜いて酷い。誤解のしようがなく、極めて暴力的で、フォローのしようがありません。やす子が謝罪を受け入れても関係者が激怒しているのは、CMやラジオが即刻中止になったことからも明らか。特にフワちゃんをGoogle PixelのCMに起用していたGoogleに対しては、“こんな人間を使っていたのか”といった声が殺到し、Googleは怒り心頭のようです」(広告関係者)
フワちゃんはそもそもタメ口や毒舌が持ちネタ。いわくつきの人物をCMに起用した結果がこれとは、何とも高い授業料になったが、テレビマンの間では有吉弘行の責任を問う声も上がっているという。
「フワちゃんがテレビに出るようになったのは2020年頃からですが、出初めから否定的な声は多く、雑誌やネットニュースが行う『嫌いな芸能人ランキング』では必ず上位にランクイン。“すぐ消える”と言われ続けてきましたが、そんな彼女をことのほかお気に入りだったのが有吉です。有吉はSP番組の『有吉の夏休み』(フジテレビ系)をはじめ、自分の番組でたびたびフワちゃんと共演。フワちゃんは、みちょぱや藤田ニコルと並ぶ“有吉ガール”の一員でした。
今回の騒動について有吉に尋ねれば“自分には関係ない”と答えるでしょうが、関係者がフワちゃんの遅刻癖や無礼な言動を大目に見てきた背景には、“有吉さんが高く買っているから……”という感覚は確実にありました。冠番組全局制覇を達成した“テレビ界の王様”の後ろ盾があれば、周囲が忖度するのは当然です。そういう意味では、フワちゃんの増長を招いた一因は有吉にもあることになります」(民放バラエティ番組制作関係者)