視聴率は右肩下がりで、第4話はフジのパリ五輪中継と裏被りしたこともあり、世帯4.6%、個人2.4%まで落ち込んでしまった。

「同ドラマは死者と向き合うという重いテーマでありながら、元気ハツラツな主人公やノリが軽めのキャラクターたちのおかげで『重すぎないから見やすい』と評判。一方、『ノリが軽すぎて感動できない』『ツッコミどころが多くて、いまいち入り込めない』と不満の声も散見され、中には『思ってたのと違う』と脱落した人もいるようです」(同)

日テレ夏ドラマが「全滅」状態

 日テレ系のGP帯では、このほかに福原遥主演『マル秘の密子さん』と成田凌主演『降り積もれ孤独な死よ』が放送中。前者は第4話で世帯3.9%、個人2.0%まで落ち込み、後者は第5話で世帯3.6%、個人2.1%とやはり苦戦している。

「『マル秘の密子さん』『降り積もれ孤独な死よ』ともに評判は良いものの、視聴率はなぜか振るっていません。原作者が亡くなった“『セクシー田中さん』騒動”以降、多くの日テレ系ドラマが視聴率不振に見舞われているので、影響は少なからずあるのでしょう」(同)

 頼みの綱であった『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』まで、厳しい状況となってしまった日テレ。パリ五輪中継の影響で数字が安定しない夏ドラマだが、今後どこまで粘れるだろうか。