バラードからハードロックまで歌い上げるシンガー中島美嘉さんは、表現力豊かな歌声と妖艶なルックスで、聴く者を惹きつけて止みません。今回はそんな中島美嘉さんの人気曲をランキング形式でまとめました。ランク外の隠れた名曲もご紹介します!

切ない歌からハードロックまで変幻自在な歌姫・中島美嘉!

生年月日:1983年2月19日
出身地:鹿児島県
血液型:A型
所属事務所:トゥループロジェクト
所属レコード会社:ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ

地元の中学校を卒業後、単身福岡へと移住し、モデルとして活動する傍ら歌手になるという夢を叶えるため、レコード会社へ一本のデモテープを送りました。

中島美嘉さんの歌声を気に入ったソニー・レコードのスタッフの勧めで参加したボーカルオーディションとテレビドラマのヒロインオーディションに立て続けに合格。

2001年、テレビドラマ『傷だらけの天使』で女優デビュー、主題歌『STARS』で歌手デビューを同時に果たしました。

翌年発売した1stアルバム『TRUE』はミリオンセラーを記録し、同年暮れには第44回日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞、紅白歌合戦にも出場しました。

その後もバラードからハードロックまで感性豊かで個性的な歌声でヒット曲を連発する中島美嘉さん。今回はそんな彼女の曲をランキング形式でご紹介します。

中島美嘉の人気曲ランキングTOP11

まずは中島美嘉さんの人気曲をランキング形式で11位から1位までご紹介しましょう。

11位:ALWAYS

同じく人気の高い『ORION』を手掛けた百田留衣さんが作詞・作曲を担当しています。辻仁成さんの恋愛小説を原作にした映画『サヨナライツカ』の主題歌としても話題になりました。

「どこかでいつかキミを失う時まで」という詞が表すように、恋愛の儚さを歌ったバラード曲です。

10位:FIND THE WAY

TBS系『機動戦士ガンダムSEED』のエンディングテーマに起用され、中島美嘉さんにとっては初となるアニメソングとなりました。

その後も日本を飛び出し韓国や中国のアーティストがカバーするなど、現在でも歌い継がれる名曲となりました。

9位:僕が死のうと思ったのは

中島美嘉さんたっての希望で実現した、青森県出身の人気ロックバンドamazarashiの秋田ひろむさんからの提供曲である本作。

「僕が死のうと思ったのは」と繰り返す灰色の世界に、あなたという存在が光を差し生きる希望となるラストまで、まるでひとつの物語のような歌詞と、中島美嘉さんの個性的な歌声がマッチし独自の世界を作り上げています。

8位:Dear

耳管開放症療養のための活動休止からの復帰第一作は、「どうして私がこんな思いをするの?」という歌詞から始まる活動休止を余儀なくされた自身を憂うようなミディアムバラードです。

この月の着うた月間ランキングでは1位を獲得し、変わらぬ人気ぶりを見せつけました。

7位:WILL

1stアルバム『TRUE』の先行シングルとして発売された本作は、作詞の秋元康さんを始めデビュー曲『STARS』と同じ制作陣で臨んだ至極のバラードです。

未来へと向かう岐路に立った「僕」の視点から、追憶と未来への意思を歌った名曲です。

6位:STARS

中島美嘉さんの記念すべき1stシングルである本作は、自身がヒロインも務めたテレビドラマ『傷だらけのラブソング』の主題歌にも起用されました。

「心の空に 確かな夢を見つける」という歌詞で締めくくられるこの曲には、歌手になるという夢を叶えた中島美嘉さんの想いが込められているようで、この先も長く愛される1曲になるでしょう。

5位:桜色舞うころ

桜が舞い季節は移ろいやがてまた桜が咲く時がやってくるまでに、「ふたり」の間に流れた一瞬とも永遠とも思える時間を、中島美嘉さんの消え入りそうな歌声が丁寧に描写していく切ないバラード。

時を経たいまもたくさんのアーティストにカバーされている普遍的な名曲です。

4位:LIFE

ドラマ『ライフ』に起用された本作は脚本を元に「命」をテーマにして書き下ろされ、ドラマの内容と呼応するように困難に立ち向かう人々へ勇気を与える1曲となっています。

史上初となるインターネットでの解禁も話題になりました。

3位:一番綺麗な私を

中島美嘉さんの楽曲ではお馴染みとなった杉山勝彦さんが作詞・作曲・編曲を担当。宮藤官九郎さん脚本のドラマ『うぬぼれ刑事』の挿入歌に起用されました。

「一番綺麗な私を抱いたのはあなたでしょう」と、今はもう目の前にいない「あなた」を想いながら運命と愛について歌った切ないバラードです。

2位:ORION

5thアルバム『VOICE』の先行リリース曲である本作は中島美嘉さんの名曲『ALWAYS』も手掛けた百田留衣さんが作詞・作曲を担当しています。自身も出演したドラマ『流星の絆』の挿入歌にも起用されました。

「君」と「僕」を冬の空に重ねて人を信じることの強さを繊細に歌い上げた珠玉のバラードです。

1位:雪の華

冬に街中を歩けば必ずどこかから聴こえてくる、中島美嘉さんの記念すべき10枚目となるシングルが堂々の1位を獲得です!

中島美嘉さんはこの曲で第45回日本レコード大賞金賞を受賞し、発売から16年経った2019年にはこの曲をモチーフにした恋愛映画が公開されるなど、たくさんの人に長く愛される1曲となりました。

優しさと希望に溢れた歌詞と穏やかなメロディー、冬の白い吐息を思わせる中島美嘉さんの歌声が絶妙なハーモニーを奏でる、まさに1位に相応しい名曲ではないでしょうか。