バルーンリリースを行う際の注意点

ここでは、実際にご自身の結婚式でバルーンリリースを行う際の注意点をご紹介します。こちらに関しては「結婚式場を契約する前」にご一読いただきたい内容です。

①結婚式場によってはバルーンリリースの実施不可

バルーンリリースそのものは基本的には実施にあたり、各自治体の許可を取得する必要はありません。しかし、場所によってはバルーンリリースそのものができない可能性もありますので注意が必要です。


◯空港付近
◯高速道路付近
◯建物が密集しているエリア
◯電線に引っかかる恐れがある場合

このように式場によっては、バルーンリリースそのものができない場合もあります。

ご自身の結婚式でバルーンリリースを必ずしたいとお考えのカップルは、必ず結婚式場契約前に「バルーンリリースの可否」を確認されることをおすすめします。

②天候に左右される

結婚式場の外で行う演出であるバルーンリリース。例えば雨が降っていたり、風が強い日などは、基本的にバルーンリリースの演出は中止になります。

そのため、ご自身の結婚式にバルーンリリースを取り入れるのであれば、雨が降ったときや風が強かった時に備えて、代替案を持っておくことが大切になります。

③季節によっては喜ばれない可能性

外で行う演出であるバルーンリリース。基本的にはゲスト参加型演出としてゲストにも喜んでもらえます。しかし、真夏や真冬など、決して気候が良いとは言えない季節にバルーンリリースの演出を取り入れるとゲストから不満が出てしまう可能性があります。

実際に筆者の周りでも真冬の結婚式でバルーンリリースをした結果、ゲストから「早く部屋に戻りたい」と不満の声が漏れたという実例も。真夏や真冬など、極端に暑い時期や寒い時期に行う結婚式であれば、同じゲスト参加型の演出であっても屋内でできる演出にするとゲストからも喜ばれるはずです。

環境への影響

『DRESSY』より引用
(画像=pixabay.,『DRESSY』より引用)

空に風船を飛ばず演出であるバルーンリリース。飛ばしたあとの風船は、誰かが回収しに行くわけではないので、その後どうなるのか気になる方も少なくはないはずです。

一般的には環境に優しいと言われているゴム風船。ですが、最近では残念ながら「あまり環境に優しい演出ではない」と言われています。実際に欧米ではバルーンリリースは「環境に影響が出る」という見解が常識になりつつあります。

ゴム風船が分解までの時間がかかる

一般的にゴム風船の劣化には約半年、海水で分解されるには約一年程度かかると言われています。そのため、分解されるまでに野生生物が餌と間違えて飲み込み、死亡するケースも見受けられます。特に絶滅危惧種でもあるウミガメへの被害が急増しています。

自然や動物を守るという観点で見ると、今後はアメリカやイギリスなどと同様に、日本の結婚式でもバルンリリースに規制をかける方向で検討が進む可能性もあります。

バルーンリリースのガイドライン

環境保護や動物保護の観点から近年ではバルーンリリースの実施そのものを禁止する方向で検討を進める国も増えてきました。そのような中で日本国内ではバルーンリリースに対してどのような動きがあるのでしょうか?心配ですよね。

現在、日本ではバルーンリリースを禁止にするような動きはありません。しかし、一般社団法人日本バルーン協会では、JBAガイドラインにバルーンリリースのガイドラインを制定しています。このなかには、バルーンリリースに関するさまざまな決まりが書かれておりますので、気になる方は一度目を通してみてくださいね。

ゲスト全員で楽しむバルーンリリース

以上、本日はバルーンリリースに関する情報をまるっとお届けしました。この記事がこれから結婚式準備をスタートされる花嫁さまのお役に立ちましたら幸いです。

提供・DRESSY



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