ひとつひとつの作業をこなすことも大切ですが、仕事を始める前にきっちり準備することを癖付けすると、業務がさらにスムーズに進むかもしれません。

fumumu取材班が、覚えておきたい事前準備の方法を聞いてきました。

①仕事の目的を明確に

「自分がやっている仕事の最終的な目的を、しっかり明確にしておくことが大切だと思います。例えば、ただ数値をまとめる仕事でも、その先にどんな仕事がくっついてくるのかを把握しておくんです。

まとめればOKだと思ってやっていると、後から『もっとこうしておけばよかった!』『この仕事に繋がるなら、あの人の意見を聞いておけばよかった…』と後悔することもあると思います。

仕事には、ゴールがありますから。そこを知らずに作業していると、道がずれていることにも気がつけないと思います」(20代・女性)

②タスクはリストアップ

「ひとつの仕事にどれくらいの作業が必要なのか、始める前にタスク出しをするようにしています。それをやらずに始めてしまうと、意外と作業が多くて納期に間に合わない可能性が出てきたり、あらかじめ準備しておかなくてはいけなかったものを忘れてしまうことがあったんです。

仕事を始める前って、『だいたいこれくらいで終わるだろ~』と軽く見てしまうんですよね。いざ蓋を開けてみると、予想外の作業量に焦ったこともたくさんありました。

タスクを書き出しておくことで、業務に必要な時間も予想することができるので、納期ギリギリに慌てることも少なくなりましたよ」(20代・女性)