それらの工程を担う分野を業界ではポストプレス分野と呼び、ホリゾンはそれらの「後工程」に関する機器を開発・製造・販売するポストプレスメーカーだ。
そんな同社では、自社ショールームや展示会などで、製品の性能を見てもらうために製品のデモンストレーションを日々行っている。
製品購入の検討が目的のため、デモンストレーションでマシンから出てくる加工品はどれも「イイモノ」ばかり。しかしそれらは販売されることはない。
市場に出回る販売品を製造するのは、ホリゾン製品を購入して事業展開する顧客の領域だからだ。
ダミーデザインにもこだわり始める
同社の製品は「効率化」「省人化」「自動化」といった製造現場の悩みを解決するものばかりで、いかに生産性が良いかを見てもらうのもデモンストレーションの目的の一つ。そのようなデモンストレーションの際には、一般の人が驚くほどのスピードで加工品がマシンから出てくる。つまり「できてしまう」のだ。
加工されたアイテムは顧客にサンプルとして配布されているが、その多くは行き先を失ったものとなってしまう。会社案内の際の土産品や、地域の子どもたちへ寄贈するなどなるべく廃棄しない取り組みを続ける中「せっかくなら、もらった方が嬉しいデザインにしよう!」と、ダミーデザインにもこだわり始め、今では地域に貢献できるアイテムや、業界理解に繋がるアイテム、海外の顧客に喜んでもらえるデザインなどさまざまな「非売品アイテム」が誕生し、ホリゾンがホリゾンらしくできるCSR活動へと活用の幅を広げている。
同社はデモンストレーションの際に生まれる加工品を活用した、その他の取り組みも公開中なので、気になる人は下記のアイテム活用URLよりチェックしてみよう。
この機会に、ホリゾンの滋賀愛が強すぎる珍アイテムをゲットしてみては。