グレタ・ガーウィグの出演作を特集した企画上映が決定した。ラインナップには日本未公開作も含まれている。
『レディ・バード』(’17)、『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』(’19)、『バービー』(’23)と、意欲的な監督・脚本作品を世に送り出し続けているグレタ・ガーウィグ。俳優でもある彼女の原点は、00年代アメリカのインディペンデント映画界を席巻したムーブメント「マンブルコア」だ。このたび、2007年から2008年に製作されたガーウィグの俳優としての出演作3本の企画上映が決定した。上映館は東京(菊川)のミニシアター「Stranger」(ストレンジャー)だ。
JAIHO Collaborations グレタ・ガーウィグ特集上映
上映期間:8月23日(金)〜9月12日(木)
※上映の詳細(各作品上映回数)については調整中
料金:一律¥1,500(各種割引適用不可)
『ハンナだけど、生きていく!』
<概要>
大学を卒業して仕事を始めたばかりのハンナは、恋人のマイクから「仕事を辞めた」と告げられる。マイクとの関係や将来について不安を抱える彼女は、彼と別れて同僚のポールと付き合い始めるが…。
グレタ・ガーウィグが主演・脚本を務め、新進気鋭の映画作家たちが集結して制作されたマンブルコアを代表する青春ガーリー・ムービー。スタッフ・キャストたちが共同生活し、脚本は用いず即興演技によって作り上げられた。
原題:Hannah Takes the Stairs|2007年|アメリカ|83分
監督:ジョー・スワンバーグ
出演:グレタ・ガーウィグ、ケント・オズボーン、マーク・デュプラス、アンドリュー・バジャルスキー、ライ・ルッソ=ヤング
『BAGHEAD/バッグヘッド』
<概要>
売れない俳優のマットは友人が監督した映画に刺激を受け、元恋人や俳優仲間などを集めて映画を撮ろうと呼びかける。山小屋に泊まりプロットを考える彼らだったが、奇妙な現象が次々と起こり始め、ラストには予想外の展開が待ち受ける。
マンブルコアを 代表する監督であるジェイとマークのデュプラス兄弟の⻑編監督第2作。『ハンナだけど、生きていく!』でマークと共演しているグレタ・ガーウィグ主演。