協同商事コエドブルワリー(以下、COEDO)は、カルビーとコラボし、スナック菓子「miino(ミーノ)」に合うビール「飲んでミーノ(Mellow IPA)」を開発。8月6日(火)より、埼玉県と東京都のスーパーおよびCOEDO公式オンラインショップなどにて数量限定で販売している。350ml缶で、参考小売価格は398円(税込)。

「ミーノ」とよく合う「飲んでミーノ」


「飲んでミーノ」は、カルビーの「フルグラ」の製造過程で規格外としてはじかれたオーツ麦を使用して造られた、まろやかな甘味とホップが香るMellow IPA。優しく口に広がるオーツ麦由来の甘味に、南国を思わせるトロピカルなホップアロマが香る。スッキリとした後味に軽い苦味のアクセントが「ミーノ」とよく合うという。


「ミーノ」は、豆まるごとのおいしさを、いつでもどこでも美味しく楽しめるカルビーの自信作だ。原料であるそら豆は、育成に適した気候の産地において減農薬で作られる高品質な素材。収穫、さやを剥く、薄皮を剥くといった工程をすべて手作業で行うという徹底ぶりは、まさにクラフトと言えるだろう。

開発の経緯

カルビーの礎となる「未利用の食糧資源を活用する」という考えのもと「かっぱえびせん」が生まれたストーリーは、COEDOが川越地域の農産物を活用し、ビール醸造へ取り組んできたことと重なっている。

今回は、カルビー「フルグラ」の製造過程で規格外としてはじかれたオーツ麦の活用方法を模索しているなか、COEDOと出会い、両社の考えやスタンスの共感もあり、コラボレーションに至ったという。

試作を重ねながら、これまでクラフトビールに馴染みがなかった人でも気軽に楽しんでもらえるようなビールを提案したいという想いから、ヘルシーなスナック菓子「ミーノ」とのペアリングをコンセプトに置いた「飲んでミーノ」が完成した。

COEDO代表取締役社長の朝霧重治氏は、「ビール界では、オーツ麦は何百年もの間、特に英国のスコットランドやヨークシャー地方で醸造に使用されてきました。オーツ麦を使うことでクリーミーで滑らかな舌触りが楽しめます。グラノーラとしては規格から外れてしまったオーツ麦も、ビールの原料としてはそもそも粉砕して使用するため、大きく原料価値を損ねるものではありません。アップサイクルやリサイクルのプロジェクトにおいて大切なことは、原材料としての適性と経済合理性の両立であると私たちは考えています。(一部抜粋)」とコメントしている。