いまや当たり前のように街中で見かける自動販売機ですが、その歴史は紀元前にまで遡るようです。
■世界初の自動販売機とは
fumumu編集部が全国の10代〜60代の男女800名を対象に実施した調査では、全体で14.4%の人が「世界初の自動販売機がどの国のものか知っている」と回答しています。
なお男女別に見ると、男性は17.0%、女性は11.5%という結果に。
■古代エジプトの聖水販売機
自動販売機の歴史は古代エジプトまで遡ります。寺院に設置された自動販売機で売られていたのは聖水で、硬貨を投入するとその重みで栓が開き蛇口から水が流れ出てくる仕組みになっていたそう。
この自動販売機の構造はギリシア人工学者・アレクサンドリアのヘロンが記した『気体装置(Pneumatika)』に記載されているのですが、彼が発明者であるかは不明。
いずれにしても、紀元前215年頃、日本では弥生時代だったその頃にエジプトでは自動販売機が作られていたというのは驚きです。