TMZが入手した映像より
アメリカのファストフード・チェーン店「ジャック・イン・ザ・ボックス」の従業員が逮捕された。TMZが報じている。
TMZで公開された動画では、ドライブスルーの客がスタッフの窓に何かを投げ、それに対し、従業員が何かを投げ返す姿が映し出されている。緊迫した状態の中、1人の従業員はレストランの奥に行き、拳銃を手にした。これを見た客は、急いで車を発車させたが、それに向かってこの従業員は銃を発砲した。
この緊迫した動画は、客だったアンソニー・ラモスという男性が、「ジャック・イン・ザ・ボックス」を相手どって提起した訴訟の一環として、新たに公開された。この訴訟は、2021年の出来事に関するものだ。
ラモスの説明によれば、彼と彼の家族(妊娠中の妻と幼い娘を含む)は、2021年3月にヒューストン地域の「ジャック・イン・ザ・ボックス」に寄り、持ち帰り用のコンボを注文したが、彼が従業員にセットの内容が不足していることを伝えたとき、事態はエスカレートしたという。
口論は激化し、ラモスはドライブスルーを担当していた従業員に食べ物を投げ返し始めたという。それが従業員のアロニア・ファンタジア・フォードを怒らせたようで、彼女が銃を持ち出してくるきっかけとなったようだ。
ラモスと彼の法的チームが発見した監視カメラの映像によれば、フォードはラモスまたは彼の車に少なくとも数発撃ったようだ。幸運なことに、誰もケガをしたようではないが、ラモスは、「ジャック・イン・ザ・ボックス」に対して、フォードの雇用において過失があったと主張している。
フォードはこの件で訴えられており、報道によれば逮捕されたとのこと。そして、明らかに致命的な行為の罪状で有罪を認め、既に刑を服役していると報じられている。「ジャック・イン・ザ・ボックス」はまだこの映像に対応していないようだ。