吉永小百合の出演映画おすすめランキング第10位:外科室

『外科室』は1992年2月に公開された作品で、泉鏡花さんの小説が原作です。吉永小百合さんは手術を受ける伯爵夫人の役で主演を務めています。幻想文学の先駆けとして知られる泉鏡花さんの世界を忠実に再現したこの作品は、美しく妖艶な雰囲気がたまりません。日常を忘れ、しばし夢の世界にトリップできる1本です。

吉永小百合の出演映画おすすめランキング第9位:キューポラのある街

『キューポラのある街』は1962年4月に公開された作品で、早船ちよさんの小説が原作です。吉永小百合さんは鋳物職人の長女役を務めています。この作品で吉永さんは、父親の解雇や貧困、進学などの苦難に見舞われながらも健気に生きる少女を演じ、第13回ブルーリボン賞主演女優賞に輝きました。17歳での受賞は当時の最年少記録でした。

吉永小百合の出演映画おすすめランキング第8位:動乱

『動乱』は1980年1月に公開された作品で、吉永小百合さんは貧しさのため身売りされそうになる女性を演じています。五・一五事件や二・二六事件の時代を背景に、男たちの愛と熱い生き様を描いたこの作品は、吉永小百合さんと高倉健さんの初共演でも話題になりました。

吉永小百合の出演映画おすすめランキング第7位:北のカナリアたち

『北のカナリアたち』は2012年11月に公開された作品で、湊かなえさんの小説が原作です。吉永小百合さんは北海道の分校に勤務する小学校教師の役で主演を務めています。この作品のロケが行われたのは真冬の礼文島と利尻島。猛烈な吹雪に見舞われながら撮られた映像は、美しく雄大な北海道の自然を見事に再現しています。

吉永小百合の出演映画おすすめランキング第6位:おとうと

『おとうと』は2010年1月に公開された作品で、幸田文さんの小説が原作です。吉永小百合さんは薬局を営みつつ女手ひとつで子供を育ててきた女性の役で主演を務めています。この作品にはしっかりした姉とダメ男の弟の関係を軸に、家族愛や兄弟愛が描かれています。ダメな弟を演じた笑福亭鶴瓶さんは、役作りのために15kg減量したというエピソードがあります。

吉永小百合の出演映画おすすめランキング第5位:細雪

『細雪』は1983年5月に公開された作品で、谷崎潤一郎さんの小説が原作です。吉永小百合さんは旧家の四姉妹の三女役を務めています。大阪の上流階級に生まれた姉妹の運命を、豪華賢覧なムードで描いているこの作品は、姉妹役を演じる女優陣の美貌やゴージャスな映像にも要注目です。

吉永小百合の出演映画おすすめランキング第4位:母べえ

『母べえ』は2008年1月に公開された作品で、野上照代さんのエッセイが原作です。吉永小百合さんは一家の母「母べえ」役で主演を務めています。この作品は太平洋戦争の頃を舞台に、思想犯として囚われた父と、父が帰る日を支え合いながら待つ母娘の物語。戦争が日常を少しずつ変えていく様子に、平和がいかに尊いものか考えさせられる作品です。

吉永小百合の出演映画おすすめランキング第3位:母と暮せば

『母と暮せば』は2015年12月に公開された作品で、吉永小百合さんは嵐の二宮和也さんと、母子の役でダブル主演を務めています。この作品は原爆で亡くなった息子が幽霊となって母の前に現れ、共同生活を始めるファンタジックな物語。特報映像で吉永さんと二宮さんは腕を組んだりするなど、本当の親子のような親密ぶりを見せていました。

吉永小百合の出演映画おすすめランキング第2位:男はつらいよ 柴又慕情

『男はつらいよ 柴又慕情』は1972年8月に公開された作品で、渥美清さんの代表作『男はつらいよ』シリーズの第9作目です。吉永小百合さんは寅さんの恋のお相手(マドンナ)を演じています。寅さんの恋とマドンナが抱える悩みを描いたこの作品は、シリーズの中でも高い人気をあつめています。

またこの作品の吉永さんは、『男はつらいよ』シリーズの人気マドンナランキングで第2位に輝きました。

吉永小百合の出演映画おすすめランキング第1位:男はつらいよ 寅次郎恋やつれ

『男はつらいよ 寅次郎恋やつれ』は1974年8月に公開された作品で、渥美清さんの代表作『男はつらいよ』シリーズの第13作目です。吉永小百合さんは前項でご紹介した『男はつらいよ 柴又慕情』に続きマドンナ役を演じています。

前作で結婚したはずのマドンナは未亡人になっていた、そんな彼女を元気づけるために寅さんがとった行動とは…。好きな女性のために奮闘するも、なかなか恋が成就しない寅さんの背中が切ないです。

いくつになっても美しい大女優「吉永小百合」の今後に注目!

中吉永小百合さんは中学生の時に映画デビューして以降、約60年もの長い間、映画を中心に活躍してきました。清純派女優として圧倒的な支持を集めた10代から20代、大人の女性の艶やかさに満ちた30代以降、現在の日本を代表する映画女優としての気品あふれる姿、どの時代も吉永小百合さんは美しい女優として輝きを放っていました。

いくつになっても美しさと大女優としてのオーラで私たちを魅了する吉永小百合さんは、この先の映画界でどんな活躍をするのでしょうか。その動向にご注目下さい。

提供・Lovely(感度の高いオトナ女性に恋愛や美容から占いまで幅広くリアルな視点でお届け)