40代以降、特に閉経の前後10年は、心にもやがかかったような不安と、これまでと違う体の不調に悩む女性が多い時期。生理不順、疲れやすい、眠れない、気分の乱高下……などトラブルの内容も多岐にわたります。
そんな年代の女性たちに優しく寄り添ってくれるのが、実際の大人女性から募った体験談をイラストレーター・原あいみさんがマンガ化したコミックエッセイ『私の生理のしまい方』(著:原あいみ 監修:関口由紀/KADOKAWA刊)。「まるで私?」と驚くエピソードと、心と体の向き合い方、家族との関わり方の変化に、きっとヒントを見つけられます。
女性医療クリニック関口由紀先生監修の医療コラムも充実し、更年期を人生後半に向けて心身を整えていく大切な時間へと変えていく提案がギュッと詰まった一冊。その中から今回は、推し活でエイジングケア、53歳の女性・マナミさん(WEBメディア勤務)のエピソードをご紹介します。