前作『インサイド・ヘッド』(15年7月公開)からの続編で、今作は少女・ライリー(吹き替え・横溝菜帆)の成長を見守ってきたヨロコビ(吹き替え・小清水亜美)やカナシミ(吹き替え・大竹しのぶ)など感情たちに、シンパイ(吹き替え・多部未華子)ら“大人になるための新しい感情”が加わって……という内容。

 週末3日間の成績は動員39万8800人、興収5億3600万円。初日から4日間では57万人、興収7億円をあげている。前作の最終興収40億4000万円を超えられるか注目だ。

Snow Man・ラウール主演の実写『赤羽骨子のボディガード』、6位スタート

 そのほか、今回のランキングでは6位にSnow Man・ラウール主演の実写映画『赤羽骨子のボディガード』(8月2日公開)、8位にデイジー・エドガー=ジョーンズケ主演のアメリカ映画『ツイスターズ』(8月1日公開)、10位にアニメ映画『コードギアス 奪還のロゼ 最終幕』(8月2日公開)が初登場。

 漫画家・丹月正光氏が「週刊少年マガジン」(講談社)にて連載している同題作品を実写化した『赤羽骨子のボディガード』は、威吹荒邦(ラウール)をはじめとする錚々児高校3年4組の生徒らが、クラスメイトの赤羽骨子(出口夏希)にバレないよう細心の注意を払いながら彼女のボディガードを務めるという学園アクション。

 主演のラウールとヒロイン役の出口以外にも、奥平大兼、高橋ひかる、戸塚純貴、木村昴、モグライダー・芝大輔、3時のヒロイン・かなで、あの、土屋太鳳、津田健次郎、遠藤憲一など豪華キャストが集結。監督は今年3月に公開されてロングヒットを記録した『変な家』(間宮祥太朗主演)の石川淳一氏で、脚本は13年7月期のTBS系ドラマ『半沢直樹』(堺雅人主演)を担当した八津弘幸氏と話題性はバツグン。

 ただ、原作ファンからは「漫画の実写化ってこんなもんかとガッカリするレベル」「改変しないほうがよかった点が多い」「原作とこの実写は別物だと割り切って、ハードルをかなり低めに設定して見に行けば楽しめる」という苦言や皮肉も。