「サステナブル漁業プロジェクト」では、苫前ミズダコを未来に残すため、2.5kgサイズ未満は海へ再放流するという公的規制に加え、ミズダコの資源状態に応じて、使用する樽の数を調整。漁協や道庁が定める管理以上に高い基準で、資源管理に基づく漁業に取り組んでいる。

小笠原氏は、北るもい漁協苫前支所・苫前いさり部会として年間の漁獲量、海底の環境や生態系への影響などを記録・モニタリングし、UMITO Partnersはそのデータ整理や分析、履行確認を通し、自主的資源管理に伴走してきた。

d47食堂でミズダコメニューを提供

ディアンドデパートメントは、ロングライフデザインをテーマに、物販・ 飲食・出版・観光を通して、地域の「個性」と「息の長いその土地らしいデザイン」を見直し、国内外に向けて紹介する活動を展開している企業。同社とUMITO Partnerがそれぞれの強みを活かし、「おいしい」が社会を変えるような活動を共にしていきたい、という想いから今回の協業に至り、3年連続でd47食堂にてミズダコメニューを提供する。

「<北海道苫前町ミズダコ>のザンギ」1,200円(税込)は、8月2日(金)〜9月5日(木)のディナータイム(17:00以降)限定メニューとして提供が予定されている。肉厚で柔らかい食感のミズダコは北海道ならではの食べ方「ザンギ」で味わう。外はカリッと中はジューシー、香ばしい衣の香りとともに、タコの風味を楽しむことができる。


「<北海道苫前町ミズダコ>のタコ飯セット」は、食事メニューと組み合わせて、1,000円(税込)プラスで注文可能。ジューシーな食感を残すため、蒸し煮にしたミズダコの煮汁で炊き上げたご飯と味噌汁のセット。柔らかくみずみずしいミズダコの食感と旨味を味わうことができる。9月5日(木)までの予定で提供中。どちらも数量限定で、なくなり次第終了となるので、興味のある人は早めに味わおう。