観光地として大人気の鎌倉。3時間でぎゅぎゅっと凝縮した日帰り観光を楽しみたいという方に向けて、限られた時間でも鎌倉の人気名所をしっかり巡れる、観光モデルコースをご紹介します。
3時間で巡るモデルコースの流れと所要時間
今回ご紹介するモデルコースでは、鎌倉の人気名所である鶴岡八幡宮、小町通り、鎌倉の大仏、長谷寺を移動時間を含めて3時間で巡ります。コースの流れとそれぞれの所要時間は以下の通りです。
- ①若宮大路・段葛を通って鶴岡八幡宮へ(所要時間10分)
- ②ご利益の多い鶴岡八幡宮を参拝(所要時間30分)
- ③小町通りを通って鎌倉駅へ(所要時間60分)
- ④鎌倉駅から鎌倉の大仏へ(所要時間10分)
- ⑤鎌倉のシンボル・鎌倉の大仏を参拝(所要時間20分)
- ⑥長谷寺へ歩いて移動(所要時間10分)
- ⑦見晴氏も抜群の長谷寺参拝(所要時間20分)
- ⑧江ノ電に乗って鎌倉駅へ(所要時間11分)
では早速モデルコースを詳しくご紹介していきましょう。
①若宮大路・段葛を通って鶴岡八幡宮へ(所要時間10分)
鎌倉駅に到着したら、早速若宮大路を通って鶴岡八幡宮へと向かいましょう。若宮大路は由比ヶ浜から鶴岡八幡宮に通じる、1.8kmの参道。通り沿いにはお食事処やお土産屋さんが並び、いつも多くの観光客で賑わいをみせます。
若宮大路の二の鳥居から鶴岡八幡宮へつづく480mの段葛(だんかずら)が特徴的で、これは車道より一段高い歩道のこと。春には桜の名所として親しまれています。
②ご利益の多い鶴岡八幡宮を参拝(所要時間30分)
鶴岡八幡宮は鎌倉初代将軍である源頼朝ゆかりの神社で、広い境内には本宮をはじめ、歴史をものがたる建造物が点在します。本宮へつづく大石段をのぼれば、由比ガ浜の方まで鎌倉の街を一望。また本宮左手には、応永5年(1398年)建造と、鶴岡八幡宮で最も古い建造物である丸山稲荷社があります。本宮、並びに丸山稲荷社は国の重要文化財に指定されています。