顔が無いので人をびっくりさせますが、直接的な攻撃はしてきません。

小泉八雲の『貉(むじな)』という怪談が有名ですが、古くは『源氏物語』にも「野箆坊」の原型のような「目と鼻の無い女鬼」が登場しています。

昔の言い伝えでは、太い毛が生えていたり、目鼻は無いけれど口だけはあったりしたようです。

「のっぺらぼう」妖怪以外の意味は?

漢字の「野箆坊」は妖怪ですが、ひらがなの「のっぺらぼう」は以下の意味もあります。

・一面に平らで凹凸の無いさま

・何の変化も無い、何の反応も無い、模様も飾りもない

・間の抜けている人や愚かでうっかりしていること

のっぺらぼうに講義を聴いて、のっぺらぼうに卒業し去る公等日本の大学生』夏目漱石「三四郎」より引用

4つ目の漢字は「驥足」です!

「驥足

これ、何と読むかわかりますか?

 

普段は使わない漢字が含まれるこの言葉。

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「驥足」読み方のヒント!

 

「驥足」は、「驥」の文字が見慣れないですよね。

なんとなく「しゅんそく」「いそく」なんて読んでいませんか?

 

「足」を「そく」と読むのは正解なのですが、

「驥」はひらがな1文字で読みます。

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「驥足」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「きそく

です!

 

「驥足」は、

「優れた才能や、優れた才能を持つ人」という意味の言葉です!

 

もとは古事に言い伝えられる「一日千里も走る馬」の足の力を表した言葉なのだとか。

それが転じて、すごい才能があることを示した言葉になりました。

 

現在は「驥足をのばす」という慣用句で使われることが多い言葉。

 

こちらは少し意味が変化し、