周りから仕事を押し付けられて、心身ともに疲弊していませんか? 抱えきれないほどの仕事量を任されているのなら、気がつかないうちに、周りから「頼めばやってくれる人」と思われているのかもしれません。

自分を守るための仕事術を、fumumu取材班が聞いてきました。

①察しすぎない

「周りが困っているときに察することができるのは、すごくいいところだと思うんですけど…。察しすぎてしまうと、自分の首を絞めてしまうと思います。

周りの人が手助けがほしいと思っているときでも、自分もいっぱいいっぱいなら、まずは目の前の仕事を片づけることに集中したほうがいいと思うんです。中には、手助けしてくれる人に、自分の仕事を押し付けてくる人もいますから…。そういう人にとって、察してくれる人はターゲットになりやすいと思います。

自分の容量を守ることは、別にズルいことじゃないですから。人を助けて自分が潰れる前に、疲弊した自分の声にも耳を傾けるべきだと思います」(20代・女性)

②周りを信用する

「仕事を押し付けている相手の中には、押し付けているつもりがない人もいると思います。私も、大量の仕事をひとりで対処しようと、躍起になっていた時期があったんです。

そのときは、仕事が早い人だと周りの目に映っていたんだと思います。『ごめん! これも頼める?』と、次から次へ仕事が増えていきました。

私自身も、周りの仕事スピードが遅く見えて、全然信用していなかったんですよね。頼むより自分でやったほうが早い! と、意地になっていました。

とうとう手が回らなくなって、他の人に手伝ってもらうときに、『こんなに仕事抱えてたの!?』とびっくりされたんです。私が周りを信用せずに仕事を抱え込んでいたことで、周りに助けてもらうチャンスを潰していたのかもしれないなと思いました。周りの人を信じて相談してみることで、変わることもあるんじゃないでしょうか」(20代・女性)