ブリトニー・スピアーズの自伝「The Woman in Me(原題)」に関する映画化の権利を、ユニバーサル・ピクチャーズが獲得した。

アメリカ国内で250万部以上を売り上げ、批評家からも高い評価を受けたブリトニー・スピアーズの自伝(回顧録)「The Woman in Me」は、サイモン&シュスター(出版社)史上最も速く売れた本となり、ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストの全フォーマット(オーディオ、ハードカバー、電子書籍)で1位を獲得した。そんな同書の映画化権を、ユニバーサル・ピクチャーズが獲得したようだ。

監督は同スタジオ製作の『ウィキッド ふたりの魔女』(シンシア・エリヴォ&アリアナ・グランデ主演)の監督ジョン・M・チュウが務め、『ウィキッド』の共同製作者であり、『ラ・ラ・ランド』のプロデューサーも務めたマーク・プラットがプロデューサ-として参加する。

ブリトニーも期待を寄せ

ブリトニーはこの映画を楽しみにしているようで、Xに「ファンの皆さんにお知らせできることにワクワクしてるよ。#マーク・プラットと秘密のプロジェクトに取り組んでいるんだ。彼が作る映画はいつも私のお気に入り…お楽しみにね」と投稿している。

The Ankler誌の報道によればこの権利契約は8桁(何千万ドル)台の金額で締結され、ブリトニーの膨大な音楽の権利も含まれているそうだ。

この書籍はハリウッドで激しい競争を生んだ。以前、The Ankler誌は、ションダ・ライムズ、ブラッド・ピットの会社であるプランB、マーゴット・ロビーからの関心があったと報じていた。さらに新たな同誌の記事によれば、ソニー、ワーナー・ブラザース、フォックス、ディズニー、Netflixがこのプロジェクトを争っていたという。