冷え症の方にとって「足が冷えて眠れない」という悩みがある方は多いのではないでしょうか。足が冷えていることは、「血流が悪くなることで起きてしまう症状」の一つです。血行が悪くなると身体に必要な酸素や栄養素が行き届かなくなり、老廃物も排出されなくなります。そんな冷え性の方に「足湯」がおすすめです。冷え性改善や快眠効果など体質改善に効果的です。今回は、驚くべき「足湯」について解説していきます。
足湯の驚くべき効果とは
足だけを温めるイメージの「足湯」ですが、実際にも身体に驚くべき嬉しい効果があります。そんな「足湯」の効果について説明していきます。
免疫力が上がる
足を温めることで体温が上がり、血液の巡りが良くなります。全身にじわじわと血液が流れていき、全体中の細胞が活性化することでウイルスや細菌から体を守ることができます。
冷え性やむくみ対策ができる
身体が冷えることで血流が悪くなり、むくみの原因はになります。冷えやむくみの原因の多くは、余分な水分や老廃物が滞ってしまうことにあります。水分をうまく循環するには、「第2の心臓」とも呼ばている足を温めることが大切です。足湯をすることで血液の循環が改善され、冷えやむくみが改善されます。
リラックス効果
自律神経には、交換神経（昼間に活発になる）と副交感神経（心身をリラックスさせる）あります。自律神経の働きが乱れてしまうことで心身共にリラックスすることができなくなります。足湯をすることで、副交感神経が優先されてリラックスすることができます。また、リラックスすることで入眠しやすくする効果があります。
睡眠と足湯
人間の体は、朝目が覚めるとともに体温が上昇し、夜になると身体の温度を下がり、心身共に回復させるために必要となる睡眠ですが、そのときに重要なのが手足の温度です。手足の温度が低すぎると体の熱を放出することができず、入眠の妨げになります。
足湯のポイント
「足湯」は、足を温めるだけでなく、身体を温めることでリラックスさせる効果があります。
寝る前に入浴することで、自然に体幹温度を下げてくれるため、寝付きをよくすることができます。良質な睡眠をとるには、寝る30分～1時間前に足湯に入ることがおすすめです。
まとめ
「足湯」は冷え性を改善させるだけではなく、免疫力アップや快眠効果、ストレス解消などに効果があります。「足湯」の温度は、リラックスしたい時や寝る前は、ぬるめの方が効果的です。日常生活にちょっとした工夫をすることで健康維持につながります。是非、「足湯」を試してみてくださいね。
