恋愛・婚活コンサルタントの田中亜依です。700万円の費用を投じた10年間の婚活で、600人以上の男性とデートを重ねた末に結婚しました。“本気の婚活経験“を活かし、年間1000人以上の男女の恋愛サポートを行ってきた筆者が、「大人の恋愛で本当に必要なこと」をお伝えします。

◆恋愛や性的関係なしで夫婦になる「友情結婚」とは

結婚
写真はイメージです(以下同じ)
結婚と一口に言っても、国際結婚や週末婚など、さまざまな形の結婚があります。その中でも近年注目されているのが「友情結婚」です。友情結婚とは、恋愛関係ではないカップルが、性的な関係はなしで、利害や考え方の一致を目的とする結婚のことを指します。

今年の6月、性的マイノリティーに対する理解を広めるための「LGBT理解増進法」が国会で成立し、施行されました。パートナーシップ制度においては338を超える自治体(2023年7月時点)で導入が進んでおり、同性婚についての議論が盛り上がっています。

そのため「同性婚」という言葉を聞いたことがある方は多いと思いますが、「友情結婚」となると、まだ知名度は高くないようです。

39歳の会社員・たくさんは、男性で同性愛者です。しかし同性婚は望んでおらず、結婚するなら女性と友情結婚をしたいと思って婚活をしています。今回はたくさんのお話を聞きながら、友情結婚について紹介します。