5.ひがし茶屋街
金沢にある三つの茶屋街のひとつ。石畳に沿って殻格子のお茶屋さんが並ぶ風情のある通りで、江戸時代の面影をいまに伝えます。茶屋を利用したカフェや、金沢土産の定番である金箔や伝統工芸のお店が並び、とくに週末には多くの観光客で賑わいます。
「ひがし茶屋街休憩館」では無料で町家を見学でき、またトイレもあるので休憩に立ち寄るにもおすすめです。
6.金沢21世紀美術館
兼六園のすぐ隣に建つ現代アートの美術館。ガラス張りの円盤形の建物の前に広がる開放的な芝生スペースは、金沢市民の憩いの場となっています。金沢21世紀美術館といえば、服を着たままプールにはいっているように見えるアート「スイミング・プール」がよく知られています。訪れたら思わず写真を撮りたくなりますよ。
館内は展覧会ゾーンと交流ゾーンに分かれており、展覧会ゾーン以外は自由に見学可能です。屋外の展示作品をはじめ、一部の恒久展示作品は交流ゾーンに設置されているので、無料で鑑賞できますよ。また交流ゾーンは22時までオープンしているので、夜に美術館がライトアップされる様子を鑑賞しに行くのもおすすめです。
7.兼六園
加賀藩の5代目藩主・前田綱紀が建てた別荘の周辺を庭園としたのが兼六園の始まりと言われています。
昭和60年(1985年)には国の特別名勝に指定。これは庭園の国宝とも言える最高の格付けです。2009年には『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン 』でも最高ランクの三つ星を獲得しました。
庭園の敷地は11万4千㎡と東京ドームの2倍以上の広さを誇り、園内のいたるところで美しい景観を楽しむことができます。季節ごとに庭園内をライトアップする「四季物語」も人気です。
8.尾山神社
加賀藩の藩祖である前田利家公と正室お松の方を祀る神社。ぜひ見ておきたいのが、国の重要文化財にも指定されている”神門”です。和漢洋の三様式が用いられた珍しい門で、第一層には戸室石、そして最上階の三層目には美しいステンドグラスが飾られています。
神門は夜になるとライトアップされ、ステンドグラスの部分がより一層美しい光をはなちます。