◆ついにカプセルルーム初体験! 閉所恐怖症でも大丈夫?

 ついに、生まれて初めてのカプセルルームに入ります。

カプセルルーム
意外と狭さを感じないカプセルルーム内
 とにかく狭いところが苦手なので心配だったのですが、入ってみると、それほど圧迫感はありませんでした。

 身長155cmの筆者なら、足もゆうゆう伸ばせるし、不思議と狭さを感じません。

カプセルルームの広さ
足もゆうゆう伸ばせます(身長155cmの筆者の場合)
 カプセルに出入りするときは、ロールスクリーンを上げ下げするスタイル。最初は「鍵付きの扉じゃないの?!」と驚きましたが、考えるとこれもスペースの大きな節約。それに、あえて扉で閉め切らないことが、閉塞感を感じさせないポイントかもしれません。これなら閉所恐怖症の私でも大丈夫そう。最大の難関クリアです。

 では、もう1つ懸念していた“音”はどうでしょうか? TVやスマホの音、寝息やいびき……などなど、物音で睡眠が妨害されることはないか? 結果的には、音については何も問題ありませんでした。他の宿泊客がキャリーバッグを引いて移動する音はかすかに聞こえてくるのですが、それ以外はほとんど無音でした。

 たった1つ、気になったのが「室温」。各室空調がついているようなのですが、私の場合、寝るときに「けっこう冷えるな」と感じました。ベッド脇のつまみで調整してみましたが、あまり変わらず。これまでも、ホテルや旅館の個室で「暑すぎる」「寒すぎる」ことはありましたが、自分で温度を調節したり、窓を開けて外気を入れたりすれば、ほどよい室温にできました。カプセルルームの場合は、空間が狭く窓もないので、エアコンが効きすぎたときに調整が難しいと感じました。