「二郎って、ワインと一緒なんだよね。正直俺はワイン、最初は違いとかなんかねえだろうと思っていたの。何年物のロマネコンティだとか、ボジョレーヌーボーがどうだとか、若えだの、渋いだの。『なに言ってんだ?』って思っていたんだけども。

 二郎を食うようになって、わかったね。『なるほど! 川島なお美さんとか田崎真也さんが言っていたのは、こういうことだったのか!』って。『深みが……』とか『今日は結構辛みがある』とか『ダシがどうだ』とか。

 二郎もたぶん知らない人からしたら『全部、一緒だろう』ってことになると思うんだけど。二郎ってね、全然違うから。それでね、『ワインもたぶん、本当に全然違うんだろうな』って、ようやくそこで理解して。二郎にはそういう、ワインとかも私は教えてもらってますから。ぜひね、行っていただきたい。本当にうまかったから。札幌とまた違うから」と熱く話していたのでした。

「ラーメン二郎でワインを語る気持ちがわかった」というもぐらさん。食べ慣れたラーメン二郎を食べることで、その土地土地の特色や違いを感じようとするその考え方はたしかに一理あるような気もします。

 なにはともあれ、ラーメン二郎仙台店はめっちゃ美味しそうなので今度、仙台に行く機会があったら絶対にトライしてみようと思います!(店長が本当にもぐらさんに似ているのかも気になる……)