ビリー・アイリッシュ「Bad Guy」ビリー・アイリッシュ「Bad Guy」

世界的人気歌手のビリー・アイリッシュが、2019年のヒット曲「Bad Guy」は「世界で一番バカみたいな曲」だが「すごくいい曲」と発言している。

ビリーは、人気トーク番組「ジミー・キンメル・ライブ」に兄フィニアスと出演。司会のジミーは、特に自分たちを不快にさせた曲、「ちょっとゾッとした」曲はあるかと尋ねた。するとビリーは「そうね、客観的に見て、『Bad Guy』は世界で一番バカな曲みたい」と第62回グラミー賞でチャートのトップを飾り、年間最優秀レコードと最優秀楽曲を受賞した2019年のシングルについて言及した。

「でも、すごくいい曲なの。なんてこと、息をのまないで」とビリーが付け加えると、観客は彼女の発言に反応した。

「でも、わかってもらわなきゃいけないの。ユーモアがないとね。例えば、あの曲は荒らしてるんだ。あの曲はおふざけのつもりなんだけど、間抜けだから面白いんだよね」とビリーが言うと、観客はクスクスと笑った。またジミーは、自分の家で「Bad Guy」が流れると、子供たちは「Duh」の部分が出るのを「ただ待っている」とコメント。するとビリーは「確かにあれは効果的」と応えた。

ビリーはさらに、フィニアス、彼女自身、そして自分たちの音楽に対して憎しみを抱くアーティストには「同意できない」と続けた。「本当にイライラするわ。どうしてこんなことをするの?ってね」とビリーは語った。ビリーは、2人とも自分の作るもののファンであり、自分の音楽が大好きだと付け加えた。

ビリーは2001年12月18日生まれのシンガー・ソングライター。「bad guy」は全米シングル・チャート(Billboard Hot 100)1位を獲得し、2000年以降に生まれたアーティストとして史上初の偉業を達成。2020年の第62回グラミー賞では史上最年少18歳で主要4部門を含む計5部門を受賞。2021年のグラミー賞でも2部門受賞を果たし、史上最年少19歳で「最優秀レコード賞」を2年連続受賞のアーティストとなった。