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俳優のトム・ヒドルストン(42)が、14年間演じてきた人気キャラクター“ロキ”を卒業するのではないかと報じられた。

2011年に公開されたマーベル映画『マイティ・ソー』で雷神ソーの義弟ロキ役で初登場して以来、『アベンジャーズ』(2012)、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)など、数々のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の作品に出演をはたしてきたトム。2021年には、ロキを主演に据えたオリジナル・シリーズ「ロキ」がディズニープラスで配信されるなど、愛されヴィランとして人気を博している。

約14年間に渡ってロキを演じてきたトムだが、そろそろその役柄に別れを告げるときが来たのだろうか。

11月10日(現地時間)、トムはジミー・ファロンが司会を務める「ザ・トゥナイト・ショー」に出演。ディズニープラスで配信が始まったばかりの「ロキ」シーズン2について語った。

ネタバレを避けながらも、「ロキ」について語ったトムは、同作のシーズン2が彼にとってロキを演じるのをやめる理想的なタイミングかもしれないと説明した。

「言えることはこれだけだが、すべては一周して元に戻る。これはシーズン1と2の締めくくりであり、6つの映画と12エピソード、そして僕の人生の14年間の結末でもある。14年だ。僕は29歳のときにキャスティングされ、今は42歳。これは旅だった」

同じ役柄をずっと演じ続けることは俳優にとって、簡単なことではないのかもしれない。ソー役を演じているクリス・ヘムズワースは今年6月、GQ誌とのインタビューにて、数年ごとにソー役を演じることについて「数年に一度、このキャラクターにはすぐうんざりしてしまうんだ」「しばらくは他のこともやってみたい」と発言。また、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ役のエリザベス・オルセンも同役を離れることについて「いいえ、私は恋しくないわ。2年連続でやったから、この休みは私にとっていいことだと思う。他のキャラクターを作る必要があるの」と語っていた。

なお、トム・ヒドルストンは、12月8日(金)から12月10日(日)まで、幕張メッセ(千葉市美浜区)にて開催される「東京コミックコンベンション 2023」に参加することが決定している。もしかしたら、そのときにロキの今後について語ってくれるかもしれない。

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