◆透明感と血色感を重視したパレットを使ってみた

 実際に上の画像のパレットを使い、メイクをしてみました。下の画像はそれにあたります。

キャンメイク パレット
 画像aのGT03 アイシーライラックと画像bの GT01 クリスタルダズルはやや白っぽく発色するので、40代はあまり塗りすぎないほうがいいと感じます。何度もグリグリと塗り重ねすぎると白浮きするだけでなく、ムラになりやすいので注意し、ブラシで少量ずつ重ねましょう。

 下まぶたメイクは画像aのGT03 アイシーライラックを塗ってから画像bの GT01 クリスタルダズルを重ねていますが、これはくすみがちな目元に透明感を出すためです。上まぶたよりも少し明るく仕上がることで抜け感も出ます。

 締め色に使った画像cのMT04 アッシュも薄づきなので、何度も塗り重ねて強く発色させるよりは目尻側に大きく入れてふわっと入れて引き締めるほうがベスト。柔らかな眼差しになります。

 画像dのMT03 ベリーをチークにするとマットな質感なので、毛穴や小ジワなどが悪目立ちすることもなく、自然な血色感が出ると感じました。

 パレットを作るパターンは幾通りもありますが、40代に激推ししたい中身として紹介しました。参考にしていただけると嬉しいです。

<文・撮影/遠藤幸子>

【遠藤幸子】

美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en