チャールズ・マーティネー(左)、マリオチャールズ・マーティネー(左)、マリオ

マリオの声優を務めたチャールズ・マーティネー(67)が勇退することがわかった。米JustJaredが報じている。

ビデオゲーム「マリオ」シリーズの発売元である任天堂は、マリオの声優を長年担当してきたチャールズ・マーティネーが象徴的な役柄から退くこと、そして新たな役割を務めることを発表した。

「チャールズ・マーティネーさんは1996年の『スーパーマリオ64』以降、長年にわたってマリオの声優を務めてきました。今回、チャールズさんは新たにマリオの親善大使に就任し(中略)今後もみなさまとマリオについて交流を続けていただきます」

今後チャールズはマリオ関連のゲームで声優を担当することはなくなるものの、マリオ親善大使として新たな活動を行っていくようだ。

また、任天堂によれば、後日、同社の代表取締役フェローである宮本茂氏とチャールズからのビデオメッセージが公開されるという。なお、チャールズに代わるマリオの声優はまだ見つかっていない。

チャールズは、「スーパーマリオサンシャイン」(2002)、「スーパーマリオギャラクシー」(2007)、「スーパーマリオギャラクシー2」(2010)、「スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド」(2021)、「ルイージマンション」(2001)、「スーパーマリオ オデッセイ」(2017)、「マリオカート」シリーズ、「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズといったビデオゲームで、ルイージ、ワリオ、ワルイージ、キノじい、ベビィマリオ、ベビィルイージなどの声も務めた。

また、今年公開された映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』でマリオ役は務めなかったものの、マリオとルイージの父ジュゼッペ役でカメオ出演をはたした。

そんなチャールズはX(旧ツイッター)にマリオの名ゼリフを添え、
「私の新しい冒険が始まる!みんなは私の心のナンバワン!#woohoo」と投稿している。