食の生産工程と生育状況を24時間365日YouTubeで見ることができる、安心・安全な農産物を食卓に届ける「みえる農業」が埼玉県北川辺でスタートした。

農産物の日々の生産工程は、直接圃場に行かなければ見ることはできなかったが、「みえる農業」では、どのような工程で農産物が生育したかについて、圃場からのLIVE映像を通していつでも確認できる。さらに、作業に参加して一緒に生産を体験し、その農産物を購入することもできる。

「みえる農業」について

農業生産工程の“みえる化”によって、消費者により一層の安心と安全を提供し、生産者との関係づくりの向上を目指している「みえる農業」。


生産圃場の土づくりから、播種、生育管理、収穫、調整までの全工程と、農業資材、肥料、農薬、農業機械など使用した資材を公表し、併せて、生産者の人柄と技術を、LIVE映像とホームページより発信する。


また、生産現場での実際の体験・サポート、プロ農家内で行われる研修、ワークショップを通して、農業生産の最新動向・技術を学び、生産者と共に日本の食料・農業の情報を共有していくとともに、日本の農業について双方向でコミュニケーションが取れるサービスを提供する。

具体的なサービス内容

具体的には、4つのサービスを用意。


1つ目は、令和5年産「みえる米」の販売。品種はコシヒカリ(彩のかがやき、彩のきずな、あきたこまちを予定)で、もれなく今年の味を堪能できる。価格は各種4,000円(税別)。


2つ目は、「みえる担い手応援サポーター」。プロ農家と生育・進捗状況を共有し、農業を体験しながらお米が手元に届けられるサービスで、生産者を応援して食料を一緒につくることができる。1口/1a/約30坪のお米の生育・収穫・調整までの生産工程を生産者とともに体験する。

対象は個人・家族、価格は4万円(税別)。期間は2024年3月1日(金)~9月30日(月)の約7か月間。内容は、農業研修・ワークショップ年4回、生産者とお米の生産・環境などメール問合せ、玄米40kg(精米36kg)、新米食べ比べセット(精米900g×5品種)。お米は、9月15日(日)以降精米後に順次配送予定。品種はコシヒカリ(あきたこまち、彩のきずな、彩のかがやき、はいごころを予定)となっている。


3つ目は、「みえる担い手応援パートナー」。プロ農家と生育・進捗状況を共有し、研修・農業体験を体験しながら、携わったお米が手元に届けられるサービスだ。一定量の食料を安定確保できる。

対象は法人・団体で、価格は40万円(税別)。期間は2024年3月1日(金)~9月30日(月)の約7か月間。10口/10a/約300坪のお米の生育・収穫・調整までの生産工程を生産者と共に体験できる。内容は、農業研修・ワークショップ年4回、生産者とお米の生産・環境などメール問合せ、契約収穫量すべて。


4つ目は、「みえる作物オーダーメイド」。10a/約300坪の圃場を基本に、年間での作付け計画として、品種、土づくり、肥料、農薬、有機資材、バイオスティミュラント、農法などについての相談なども含め、プロ農家に食べたいお米をリクエストできる。

対象は個人・法人・団体で、価格は50万円(税別)。期間は2024年1月30日(火)~11月30日(土)の約10か月間。内容は、農業研修・ワークショップ年4回、生産者とお米の生産・環境などメール問合せ、契約収穫量すべて。

サービスの詳細や申し込みについては、「みえる農業」公式サイトで確認できる。「みえる農業」で、安心・安全な農産物を手に入れてみては。

みえる農業HP:https://mierunou.com/

(さえきそうすけ)