セリーヌ・ディオンセリーヌ・ディオン

「To Love You More」「My Heart Will Go On」などの名曲で知られる世界的歌姫セリーヌ・ディオン(55)が、神経系の難病「スティッフパーソン症候群」と診断後、はじめて公の場に登場した。

セリーヌは昨年末、「スティッフパーソン症候群」と診断されたことを公表。この病気は、胴体や腕、脚などの筋肉がこわばる進行性の神経障害で、一部のメディアはこの症状を「彫刻のように動けなくなる病」と表現している。

予定されていたワールドツアーをキャンセルし、療養に励むことになったセリーヌだが、姉のクローデット・ディオンは今夏、セリーヌの治療法を見つけるのに苦労していることを告白。その分野でもトップの研究者たちがセリーヌを診ているものの、彼女の健康状態はほとんど改善されていないとも明かしていた。

そんなセリーヌが公の場に姿を現した。米TMZによれば、セリーヌが公共の場に登場するのは3年以上ぶりとのことだ。

米JustJaredによれば、セリーヌは10月30日(現地時間)、息子のレネ・チャールズ・アンジェリル(22)と双子のネルソン、エディ(13)を引き連れ、米ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われたモントリオール・カナディアンズ(ホッケーチーム)の試合を観に行ったという。

@canadiensmtl / Instagram

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モントリオール・カナディアンズのインスタグラムには、ロッカールームで記念写真を撮ったり、談笑したりするセリーヌの姿が収められている。姉のクローデットいわく、セリーヌの病に効く特効薬は見つかっていないというが、映像を見るに、この日のセリーヌはとても生き生きとしているように見える。

☆動画はこちら(インスタグラム)☆

現時点では完治させる治療法はないが、進行を遅らせることはできると言われているスティッフパーソン症候群。どうにかセリーヌにあう薬が見つかり、少しでも長く元気に生活できることを祈りたい。

@canadiensmtl / Instagram

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