ベストアルバム『ALL TIME BEST ~Love Collection 15th Anniversary~』は、全シングル35曲とリード曲を収録するオールタイムベスト。アルバム・カップリング135曲の中から上位10曲を選出するファン投票盤も収められ、4枚組・全51曲という大ボリュームの完全決定盤になる。映像作品『MV Collection ~ALL TIME BEST 15th Anniversary~』は全43曲のMVのほか、撮影の裏側を収めたメイキング映像ダイジェストや全シングル曲のCMも収録される。

 これに対して、ネット上では「アラサーの直撃世代だからカナやんの直筆メッセージうれしすぎる!」「当時は西野カナ派と加藤ミリヤ派があって、そのころの恋愛とか思い出しちゃうなー」「直筆メッセージだけで泣けてきた……活動休止中なのに新作リリースありがとう!」などと歓喜の声が続出。同日にXで「西野カナ」がトレンドワード入りし、Googleの検索トレンドでも1位になるなど大きな反響が巻き起こった。

 西野は2008年にメジャーデビューし、2010年に有名な「会いたくて震える」の歌詞で知られる「会いたくて 会いたくて」が大ヒットしたことで人気歌手に。等身大の女性の恋愛観を歌った「あなたの好きなところ」「Darling」「トリセツ」などの楽曲で同世代女子から熱烈に支持され、カリスマ歌姫となった。

 しかし、2019年2月から無期限の活動休止となり、同年3月に元マネージャーの一般男性との結婚を発表。今年8月に第1子の出産を公表し、この時に発表したコメントで「慣れないことばかりで戸惑いながらも、充実した日々を過ごしております。皆様にお会いできる日を楽しみに頑張りたいと思います。温かく見守っていただけると嬉しいです」と復帰に言及していた。