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今回は「掠める」「百鬼」「贓物」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
1問目はこの漢字から!「掠める」
「掠める」と書いてなんと読むか分かりますか?
色々なシーンで使われている、あの言葉です。
文房具から盗みまで幅広く使われていますよ!
さて、「掠める」と書いてなんと読むでしょうか?
「掠める」読み方のヒントは?
「掠める」は、色んな意味に使われますが、一番使うのは
「ペンが掠れる」ではないでしょうか?
インクが無くなってくると、ペンが薄くなりますよね。
他にも親にこっそり悪事を働きたい時に、「親の目を掠める」などと使ったりします。
兄妹のおかずを素早く盗むときにも「一口掠める」なんて言います。
なんだか違和感が残る時に「脳裏を掠める」こともありますね!
昔は「先生の目を掠めてさぼる」って、「先生の掌がほっぺを掠める」ことも。
ギリギリで生きていたい人は、掠めるように生きているのかも。
「掠める」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇める」です!
さて、もうわかりましたか?
「掠める」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「かすめる」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「百鬼」
日本には各地に難読漢字が存在しています。
2024年現在、多い苗字ランキングの1位は佐藤さん、2位は鈴木さん、3位は高橋さんです。
そして今回の問題になっている「百鬼」さんは何と17,921位・・・
全国でおよそ270人しかいない苗字です。
読み方を知っている人はなかなかいないかもしれませんが、何と読むのか見ていきましょう!
「百鬼」の読み方のヒントは・・・?
「百鬼」という苗字の由来をヒントにします。
室町時代に、三重県志摩市の名切という地名にいた「九鬼(くき)」姓の後裔が名乗ったと言われるのが「百鬼」です。
この「久鬼(くき)」家は静岡県磐田市を本拠としていたことから、現在も磐田市に多い苗字なんだそうです。
そこで「百鬼」の読み方のヒントですが、「名切」という地名が「百鬼」の読み方の由来になっています。
考えてみてください!
「百鬼」の読み方の答えは・・・
正解は、「なきり」さんでした!
漢字を見ると「なきり」とは全く想像できませんが、地名の「名切(なきり)」が由来になっているのでした。
「百」「鬼」の漢字が使われたのは、戦国時代に鬼のように百人もの首を切って今川氏の家臣が賜ったという言い伝えがあるそうです。
「九鬼」よりも多い数の「百鬼」を後裔は名乗ったんだとか。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!