「旧ジャニーズの藤島ジュリー景子前社長が昨年5月14日に謝罪動画を公開後、マッチは古巣を批判、古巣に対して拳を振り上げた形になった。ところが、その後、取材対応する度に古巣に対してコメントするものの、肝心なジャニー氏の性加害に対する発言は控えていた。つまるところ、批判発言がないまま、約1年間引っ張った挙げ句、あっさり拳を引っ込めることになってしまった」(芸能記者)

 ジュリー氏の謝罪動画公開直後の昨年5月14日、大分県内で取材対応した近藤は、「本当に言いにくいんですけど、ウソは駄目だなって。こうなったら正直に全てをしっかり話さないと世の中の人は許さないと思う」「じゃないと、納得しない人が多いと思う」などと苦言を呈している。

 そしてジュリー氏、東山紀之新社長らは昨年9月に会見。その会見直後、近藤は神奈川県内の警察署で1日署長を務めることに。その際、報道陣から古巣の問題を聞かれ、「いろいろ考えてきたんですけども、まあ、いつかはね、そういう話をさせてもらう時期が来るのかなと思ってますけども。まぁ、今日のところは」と濁したものの、何らかの“真実”を暴露する可能性を示唆したのだが……。

「その後、地方公演や海外公演でわざわざ各スポーツ紙の記者を呼び込み、公演前には囲み取材を行ったものの、結局、“匂わせ”だけでまたまた引っ張る結果に。その時点で、初めから話す気がなかったのではと、記者連中は思っていた」(同)