映画版「ウィキッド」より、特別映像が公開された。

人気ミュージカルの映画化『ウィキッド(原題)』より、特別映像「Passion Project」が公開。主演のシンシア・エリヴォ(エルファバ役)、アリアナ・グランデ(グリンダ役)、そしてジョン・M・チュウ監督が今作への情熱を語っている。

「Wicked」特別映像(英語)

映像は本編映像、撮影時のメイキング映像、インタビュー映像、そしてオーディションなど舞台裏での映像が組み合わさったものとなっており、スタッフやキャストが「ウィキッド」にかける思い・情熱が非常に強く伝わってくるものとなっている。

「“作りたい映画は?”と聞かれるたびに、1作答える時はいつも『ウィキッド』と言ってきた」というチュウ監督。「25歳の時に『ウィキッド』の舞台を見たけど、それは見たことも聞いたこともないものだった」「“生”を実感したし、空中に自分が浮かんでいるかのような気分だった」と初めて観劇した当時を振り返るシンシア。「10歳の時にオリジナルキャストの『ウィキッド』を観て、じかに絆を感じた」と語り、長くグリンダ役を夢見てきたアリアナ。

まさにこの作品の映画化を夢見てきた3人によるドリームチームが映画化プロジェクトを実現させたといえる。

チュウ監督お墨付きのふたりも、配役決定には涙

「彼女が入ってきたとき、これまで見たことのないアリ(アリアナ)だったよ」「シンシアはとても生々しく、繊細なんだ。彼女のことが頭から離れなかった」とふたりのオーディションを振り返るチュウ監督。動画には配役を伝えられたシンシアとアリアナがそれぞれ感激の涙のリアクションをとるビデオ通話のシーンも。

皆にはこれまでしたことのない経験をしてほしい」とチュウ監督が語る自信作『ウィキッド(原題)』のパート1は、今年冬に全米公開予定。日本での公開にも期待が高まる。