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松井証券でJCBカードによるクレカ積立が始まる見込みとなり、大手ネット証券がすべてクレカ積立に対応することになりました。松井証券ポイントはdポイントに等価交換できますが、dポイントを貯めたいならdカード積立も検討したいところです。

松井証券+クレカ積立サービス、JCBグループの発行カードは対象外

松井証券で始まるクレカ積立の対象カードは、「JCBカード S」や「JCBカード W」などの株式会社ジェーシービーが発行しているJCBオリジナルシリーズだけです。

注意点は、JCBグループ発行カードは対象ではないこと。カードブランドがJCBであればいいわけではありません。たとえば、楽天カードなどで国際ブランドをJCBに選んでいても、松井証券のクレカ積立では使えません。

クレカ積立がいつから始まるのか、クレカ積立によるポイント還元率、さらにはどのポイントが貯まるのかも、まだ発表されていませんが、一部報道によると2025年以降になる見込みといいます。

これで大手ネット証券5社(SBI、楽天、auカブコム、松井、マネックス)がすべてクレカ積立に対応することになります。

最後発となった松井証券ですが、投信の保有残高に応じてポイントが最大1%もらえるサービスは現時点でもあります。同様のサービスは、ほかの大手ネット証券にもありますが、松井証券は保有残高の額を問わず、投信によって最大1%つくという好条件です。

なおもらえる松井証券ポイントは、PayPayポイント、dポイント、Amazonギフトカードにも交換できます。

PayPayポイントの場合は、松井証券ポイント100ポイントあたりPayPayポイント90ポイントと目減りしてしまいますが、dポイントとAmazonギフトには等価交換できます。

さらに8月に行われる増量キャンペーンを使うと、10%分を増やして交換できるため、松井証券ポイント100ポイントがdポイントにすると110ポイントになります。

dポイントを貯めるならdカード積立

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dポイントを貯めたいなら、マネックス証券でdカード積立するのが効率よく、毎月の積立額に応じて最大1.1%のdポイントが還元されます(NISA口座でdカード GOLD決済にした場合)。

https://info.monex.co.jp/lp/2407cp_dpoint_1.html

マネックス証券にも「投信保有ポイント」があり、対象銘柄なら最大年率0.08%のマネックスポイントがもらえます。

https://info.monex.co.jp/fund/point-program.html

2つの証券会社でクレカ積立を

意外と見落とされがちですが、クレカ積立は複数の証券会社でできます。NISA口座は一人あたり1口座しか作れませんが、NISA以外の課税口座(特定口座、一般口座)は複数作れるからです。

たとえばマネックス証券のNISA口座でクレカ積立をしている人でも、松井証券でNISA以外の口座をつくってクレカ積立を始められるわけです。ただし、いずれの会社でも1社あたり毎月10万円までです。

毎月10万円超の額を積立投資にあてられる余裕があるなら、複数の証券会社で口座を作るとよいかもしれません。

文・谷口久美子(フリーライター/ファイナンシャル・プランナー)
大学職員を経験後、結婚・出産し、子育てをしながらFP資格を取得。現在は、金融メディアを中心に執筆活動中。20代で貯金1000万を達成、現在は世帯で年間300超の株主優待を取得。ポイ活にも詳しく、1年で約40万ポイント獲得した年も。

編集・fuelle編集部