■豪華絢爛な花街をイメージ
いよいよアートアクアリウムの真髄です。七色に変化するライトに照らされる中央の水槽は、アートアクアリウムを代表する「花魁」。周りを囲む手毬のような「テマリウム」もコロンとした形と華やかな組紐がかわいらしいです。
他にも、門をイメージしたゾーンもあり、提灯のような形のアクアリウムの中にも金魚が。細かいところまでこだわりを感じます。
さらに門の中に足を踏み入れると、天井には金魚たちが!
江戸時代の豪商がガラスの水槽を天井に造り、金魚を見上げて鑑賞したという伝説を、現代で再現した作品だそう。構想期間はなんと5年! とても幻想的な風景です。
■日本の美・錦鯉
アートアクアリウム美術館では、金魚だけでなく錦鯉の展示も行っています。
「アースアクアリウム・ジャポニスム」と名付けられたこの作品は、宇宙から見た地球を、日本の美の神秘で包み込んでいるそう。これまでのアクアリウムとは異なる、ダイナミックさを感じる作品となっています。