本来のポスターでは血まみれの身体が引きずられているはずが、パロディではスポンジ・ボブがくすぐられているだけ。借金やトラブルを抱えた人々が命懸けのゲームに参加するサバイバルスリラー作品のパロディとは思えないユルいビジュアルだ。
上部右には、『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』のパロディ(グラス・パイナップル)。元ネタは、『007』ジェームズ・ボンド役でおなじみダニエル・クレイグが、名探偵ブノワ・ブランを演じる人気ミステリーシリーズだ。
下部左には、Netflix映画『バード・ボックス』のパロディ(スネイル・ボックス)。“見てはならない”という謎の恐怖との戦いを、サンドラ・ブロック主演で描いたスリラー映画までもが、シュールで可愛い世界観に変身している。
中央下には、「ウェンズデー」のパロディ(サンディ)。「ウェンズデー」は鬼才ティム・バートンが監督・製作総指揮を務め、ジェナ・オルテガがウェンズデー・アダムスを演じた「アダムス・ファミリー」のスピンオフシリーズで、世界的な大ヒットを記録した。
そして下部右には、リアリティ番組シリーズ「ラブ・イズ・ブラインド」のパロディ(ラブ・イズ・アブソーベント=愛はスポンジ)。元ネタは、声だけで運命の相手を見極めようとする独身男女の恋模様を追った人気シリーズだ。
これらのビジュアルは、スポンジ・ボブの最新作だけでなく、可愛い作品、おしゃれな作品から、恐ろしい作品、リアリティ番組まで、Netflixコンテンツの幅広さを思い出させてくれる。