これまでにリリースされた楽曲を紹介!
100 degrees (2022年リリース)
クリスマスイブに失恋したという友達の話を元に書かれた曲。この楽曲を通して「女性のエンパワーメント」を重要視したケンジー。制作に関わったスタッフも全員女性だという。
「彼と別れて冬を台無しにされた気分になったという話を聞いたわ。確かに人との関係(友達、恋人など)が崩れると、その人と一緒に行った場所や一緒に聞いた曲、季節でさえ嫌いになってしまうよね。誰もそのことを話そうとしないから、この曲ではそこに光を当てようと思ったの。」
anatomy (2023年リリース)
ケンジーの成長過程で、父親が不在だったことを初めて題材として扱った曲。自分は父親が恋しいと感じているのに相手はそう思っていない悲しさ、その気持ちを隠して生きる心境を綴った。
「きっとたくさんの方が共感してくれる曲だと思う。もしあなたが両親の揃わない家庭で育っても、あなたは決して1人じゃないって分かっていてほしい。この曲が全ての人の拠り所になったらいいな」
paper (2023年リリース)
感情むき出しの歌詞が印象的な失恋ソング。愛する人が去っていくのをただ見つめることしかできない、心の痛みを歌っている。
TikTokでティーザー音源が投稿されると「元カレが他の女の子と一緒にいるのを見て、つい自分と比較してしまう感覚だ」と多くのファンから共感を呼んだ。
sickly sweet (2023年リリース)
今までのケンジーとは全く違う、新しいダークな一面が見られる曲。作詞に携わったのが全員女性であり、“ドロドロした関係から抜けだすことのできない女の子の感情”を生々しい歌詞で表現している。
ノルウェー出身のプロデューサー・トラックメイカー・作曲家・編曲家の音楽アーティストであるAlan Walker(アラン・ウォーカー)によるリミックスバージョンもリリースされた。
「sickly sweetは、ドロドロした(有害な)関係にありながら、追いかけることが好きなことを描いている。まるで禁断の果実を味わうのを止められないような。女の子はいつも、いい子より悪い男の子を選ぶ傾向があるわ。」
face to face (2024年リリース)
ソーシャルメディアの世界に閉じ込められている現代社会へ向けた歌であり、ソーシャルメディアに対する複雑な思いを明かしている。
「どうして私たちはこれまで以上につながりを感じられなくなるのだろう?」
word vomit (2024年リリース)
失恋と欺かれる瞬間のありのままを描いた曲で、混乱した感情を歌詞で紐解いてく内容となっている。まっすぐな正直さと生々しい感情を織り交ぜた本楽曲は、ボーイフレンドの裏切りを発見したときの混乱をとらえていて、愛の中で砕け散った信頼と答えのない疑問に悩まされている人たちのためのブレイクアップ・アンセムだ。
「吐き気を感じていて欲しい、ひどいかもしれないけど、それが正気な気持ち」