正解は…
「しっかい」でした!
「悉皆」という言葉には、複数の意味があります。
ひとつ目の意味は、残らず、すっかり、全部、ことごとく。
二つ目は、まるで、まるきり、まったく。
三つ目は、和服の洗い張りやシミ抜き、お直しをする「悉皆屋」の略。
「悉皆」の「悉」は漢検準1級11画の漢字。
音読みは「シッ」「シチ」、訓読みは「悉く(ことごとく)」「悉す(つくす)」「つぶさ」です。
仏教には「草木国土悉皆成仏」という言葉があります。
意味は、草木や国土のように心を持たないもの、心を持つものが成仏することで仏になること。
つまり、万物ことごとく成仏するという意味です。
「悉」の成り立ち
「悉」は「釆」と「心」の組み合わせです。
上部分の「釆」は、獣の爪をあらわした象形。
下部分の「心」は、心臓の象形。
合わせて、獣が爪で獲物の心臓を「すべて残らず」えぐり取ってしまう様子を意味します。
最後はこの漢字!「笑内」
何だか見るだけで笑顔になっちゃうような地名、「笑内」という地名を知っていますか?
ところが読み方は難しい!
「えみうち」も「しょうない」も間違いなんです。
読み方を考えると、笑顔どころかしかめっ面になってしまうかも・・・
さっそく考えていきましょう。
「笑内」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです。
「笑内」は、秋田県北部にある地名です。
秋田とは全く別ですが、北海道の「稚内(わっかない)」という地名がヒントになります!
つまり、「内」は「ない」と読むわけです。
「笑内」の読み方は、ひらがなで「〇〇〇ない」の5文字です!
考えてみてください。
「笑内」の読み方の答えは・・・
正解は、「おかしない」でした!
「笑内(おかしない)」は、秋田県内陸部の北秋田市にある地名です。
秋田県内陸部を走るローカル線、秋田内陸縦貫鉄道も通る地域で、「笑内駅」もあるんですよ。
行ったら幸せになれそうな地名ですよね。