6. 清閑亭(小田原駅から徒歩13分)
「清閑亭」とは、黒田長成伯爵の別邸だった邸園(邸宅と庭園)のことです。長成は、福岡藩主黒田長知の長男として生まれました。1884年に英国ケンブリッジ大学に留学。帰国し1894年から30年間、貴族院副議長を務めた人物です。
「清閑亭」は、1906年から黒田家の別荘となりました。2005年に建物が国の有形文化財に登録され、翌年には敷地が国の史跡に指定されたのち2008年には小田原市の所有となりました。2024年からは、「小田原別邸料理 清閑亭」としての利活用が決まり、現在は飲食店として営業しています。
コース料理が中心の飲食店ですが、清閑亭2階および庭園は、スタッフに声かけをすれば見学も可能。また蔵カフェも併設されているので、落ち着いた雰囲気の中でコーヒーや紅茶など、気軽な喫茶メニューも楽しめますよ。観光しつつ休憩もできるので、駅周辺での暇つぶしにもおすすめです。
基本情報
営業時間
- 昼の部:11:00〜15:00
- 夜の部:17:00〜21:00
- 蔵カフェ:11:00〜17:00
定休日
なし ※ただし、夜の部の営業は予約がない場合、休館となる場合あり
駐車場
7台 無料
7. 小田原宿なりわい交流館(小田原駅から徒歩14分)
昭和初期の旧網問屋を利用した、観光客向けの休憩施設。小田原の典型的な商家の造りである、「出桁(だしげた)造り」という建築方法が用いられているほか、2階は出格子窓になっていて、昔の旅籠の雰囲気が感じられます。
館内は、無料のお休み処として利用が可能。お茶も無料で提供していて、飲食物の持ち込みもできるので、暇つぶししつつゆっくり過ごせます。市内の名所旧跡等の案内やパンフレットなどもあるので、小田原観光の情報集めにも立ち寄ってみてくださいね。
基本情報
営業時間
観光案内・お休み処(1階):4〜10月 10:00〜19:00、11〜3月 10:00〜18:00
定休日
12月31日 ※そのほか臨時休館あり
駐車場
なし