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今回は「恕る」「鬩ぐ」「有耶無耶」です。

見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読めますか?

1問目はこの漢字から!「恕る」

本日の難読漢字は「恕る」です。

「怒る(おこる)」と読みそうですが…

よく見ると少し違う漢字です。

「恕る」の読み方のヒントは?

1.「恕る」をひらがなにすると5文字になります。

2.「恕る」の同義語には「厚意」「配慮」「深切」などがあります。

3.「一番大切なのは恕る心です」のように使います。

正解は…

正解は「おもいやる」でした!

「恕る」とは、他人の身の上や信条を推し量ること。遠く隔たっている人や物ごとに思いを馳せること。心配したり案じたりすることです。

一般的には「思い遣る」と書きますね。

「怒る(おこる)」の「又」を「口」にすると「恕る」になります。意味は正反対なのに漢字はそっくりですね。

「恕」の音読みは「ジョ」「ショ」、訓読みは「恕る(おもいやる)」「恕す(ゆるす)」、漢検準1級、10画の漢字です。

「恕」は人名漢字。著名人には数学者の「末綱恕一」・幕末の犬山藩士「秋山恕卿」・江戸時代の俳人「伊吹東恕」などがあげられます。

「恕」を使った熟語

寛恕(かんじょ):度量が広く、過ちを咎めず広い心で許すこと

諒恕(りょうじょ):相手の立場や事情を慮って許すこと

海恕(かいじょ):海のように広い度量で許すこと

恕限量(じょげんりょう):健康上、許容範囲される有害物質の最大量

2問目はこの漢字!「鬩ぐ」

「鬩ぐ

これ、何と読むかわかりますか?

 

なんだかおどろおどろしい印象のこの漢字。

実際の読みや意味はどのようなものなのでしょうか。

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「鬩ぐ」読み方のヒント!

 

「鬩ぐ」は、漢字自体に馴染みがない方が多いはず。

「鬩」は漢字検定1級相当なので、かなり難しい漢字なのです。

「かせぐ」「そそぐ」などではありません。

 

読み方のヒントは、よく使われる言葉を知るとわかるかも!

それが「鬩ぎ合い」!

ドラマやアニメなどでも聞く言葉ですよ。

 

「鬩ぐ」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「せめぐ

です!

 

「鬩ぐ」は、

「互いに憎み、争う」「責め苦しめる」という意味の言葉です!

字面通りの、重苦しいネガティブな言葉ですよね……。

 

ヒントで出した「鬩ぎ合い」は「せめぎあい」と読みます。

こちらは「ライバルチームとの鬩ぎ合いを制して優勝した」などと、

普通に使われる言葉ですよね。

 

ちなみに、もし手書きでこの漢字を書くときは要注意

一見門がまえの漢字に見えますが、門ではなく2本の縦棒の間に王が2つあるんです。

想像で書いてしまうと別の漢字になってしまいますよ。

 

読みも書くのも難しい、けれど馴染みはある「鬩ぐ」。

これを機にスマートに読めるようになりましょう!