【ステーキけん】店長が語る「ステーキけんが衰退した理由」

 せっかくなので、店長の池場さんにお話をうかがいます!

――白井店が生き残っている理由はなんですか?

池場さん 生き残らなかった理由と反対のことをやった結果だと思いますね。

――なんか哲学的でかっこいい! では、なぜ多くの店舗が閉店したのだと思いますか?

池場さん おそらく競合店が増えたことや、店長やスタッフが育たなかったことも要因だと思います。また、肉の値段が上がる中で、以前の本部は「仕入れ値を下げてください」と言うわけです。それで肉の質が下がり、「ステーキけんは肉がまずい」というイメージが定着した時期があったため、お客さんが減ってしまったんだと思います。

――そんな中、白井店は何をされたんですか?

池場さん まず、イメージを変えるためにお肉を全部おいしいものに変えて、適正価格で提供しました。最近は「お肉がおいしい」というイメージがついてきて、ネットの口コミでも「おいしくなった」という声が増えましたね。さらに、サラダバーの種類も倍くらいに増やしました。

――努力の賜物ですね。ごちそうさまでした!