グローバルな仕事場では、「ビジネス英語」が必須になってきます。

最近では、国外だけではなく、国内でも英語力が求められていますよね。

そこで今回は、留学経験のあるプライム編集部の私が、「ビジネス英語の勉強方法」をご紹介します!

ビジネス英語力を勉強して、将来に役立てましょう。

1、ビジネス英語を勉強する前に確認すべき3つのこと

「ビジネス英語を勉強したい」という気持ちがあっても、毎日コツコツと継続するのは容易ではありません。

そこで、ビジネス英語を勉強する前に、以下の3つの事項を確認してみましょう!

(1)目的を明確に

まず初めに、なぜビジネス英語を勉強したいのか明確にしましょう。

  • 外資系の企業に転職するため
  • 海外で働きたいため
  • 会社で昇進したいため
  • 通訳者になるため

など、目的は人それぞれ違います。 どんな目的であっても構いません。明確な目標について、真剣に考えてみましょう。

ふわふわと曖昧な気持ちでは、継続は難しいです。

自分の将来を見つめ、できるだけはっきりとした目的を持ちましょう。

(2)目標の設定

次は、目標を設定しましょう。 目標とは、ゴールのための具体的な手段のことを指します。

  • TOEICで900点以上取る
  • 1日に単語を30個覚える
  • 最低1時間は勉強する
  • リスニングを毎日練習する

など、目標を立ててみましょう。

ここで大切なのは、大きな目標と小さな目標を持つことです。

具体的には、TOEIC900点を取るためには、1日単語30個を覚える。

このように1日のなかの小さな目標を立てることで、大きな目標(TOEIC900点)を効率的に達成することができます。

(3)目標達成のために何をすべきか

最後に、目標を達成するために、何をすべきか考えてみましょう。 例えば、

  • 朝1時間早く起きて勉強する
  • 通勤時間を利用する
  • 飲み会を減らす

今まで通りのスケジュールだと、勉強時間を確保するのが難しいです。 そこで、1日のなかのどこで時間が作れるのか、考えてみましょう。

2、実践的なビジネス英語のための4ステップ

次に、実践的なビジネス英語に触れてみましょう。

「ビジネス英語を勉強したいけれど、何から手をつけていいのかわからない…」

とお困りならば、この4ステップを試してみましょう!

この4ステップは今すぐ実行可能。さらに効率的に勉強できます!

(1)ステップ1:基礎を固める

ステップ1は、「基礎固め」です。

基礎ではなくて、ビジネスで使える実践的な英語が勉強したい!

と焦ってしまいがちですよね…

しかし、基礎がわかっていないと、英語は定着しません。

逆に言えば、基礎がしっかりしていると、吸収がそれだけ早くなります。

そのため、まずはきちんと基礎を固めましょう。

(2)ステップ2:仕事場の会話を英語で考える

ステップ2では、仕事場の会話を英語に変えてみる練習をします。

ビジネス英語は、その名前の通り、ビジネスシーンで使う英語のことです。

そのため、仕事場での会話を英語で言えるようになれば、実践的なビジネス英語がそのまま身に付けられます。

①上司と部下の会話

A: May I talk to you for a moment?
(少しお時間をよろしいでしょうか?)

B: Sure. What’s the matter?
(もちろんだよ、どうかした?)

②電話の対応

A: Hello, 〇〇 Inc. This is Hanako Yamada speaking. How can I help you?
(もしもし、〇〇社の山田花子です。どのようなご用件でしょうか?)

B: Is there anyone who knows about this?
(この件についてお分かりの方はいらっしゃいますか?)

③会議での進行

A: The purpose of this meeting is to discuss the new project.
(この会議の目的は、新しいプロジェクトについて話し合うことです。)

B: Could you give us some more details?
(もう少し詳細を教えていただけますか?)

このように、普段の日本語の会話を英語にする作業を行ってみましょう。

この練習を重ねれば、自分が言いたいことを英語で表現する能力が鍛えられます。

様々なパターンのフレーズを用意して、何度も練習してみましょう。

(3)ステップ3:フレーズを暗記する

次に、ステップ2で英語にしたフレーズを暗記しましょう。

暗記することで、そのフレーズの応用なども表現できるようになります。

暗記するときは、実際に話して覚えることがコツです。

実際に話せば、スピーキングや発音の練習にもなります。

まずは、よく使うフレーズや簡単なものから覚えてみましょう。

(4)ステップ4:繰り返し練習

最後のステップは、繰り返し練習することです。

「一回覚えたから大丈夫」と思ってしまいがちですが、時間が経つと抜け落ちていることがほとんどです。

繰り返すことが、定着することにつながります。何度も根気強く練習しましょう。