Norse Atlantic Airways(ノーズ アトランティック エアウェイズ)は、2021年にできたばかりの新しいLCC。ノルウェーに本社があり、ヨーロッパ・北米・アジア間に就航しています。今回は、ニューヨーク・ロンドン間の搭乗レビューをお届けします。

Norse Atlantic Airwaysとは

Norse Atlantic Airways(ノーズ アトランティック エアウェイズ)は、2021年にできたばかりの新しいLCC(ローコストキャリア)です。ノルウェーのアーレンダールに本社があり、ヨーロッパ・北米・アジア間に就航しています。

日本から一番近い就航地はタイのバンコク。Norse Atlantic Airwaysを利用すれば、乗り継ぎで安くヨーロッパやアメリカにアクセスできるかもしれませんね。

搭乗レビュー

実際に搭乗してみた感想や、様子をお伝えします。

チェックイン

2024年2月現在、オンラインチェックインの仕組みはなく、空港のカウンターでのチェックインのみです。パスポートチェック・搭乗券の発行・受託荷物の預けを行いますので、スーツケースに入れるものは全て入れた状態で列に並びましょう。

空港に行かないとチェックインできないのは少し不安がありますが、全員がそうなのであまり気にしなくて良さそうです。

受託荷物

スーツケースなどを預けたい場合は、エコノミーチケットの料金に含まれていないことがありますので、確認の上別途購入してください。15kg、23kg、32kgの3種類がありますので、ご自身の荷物の量と料金に応じて選択できます。

今回筆者はニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港から、ロンドンのガトウィック空港までのフライトを利用し、23kgの受託荷物を追加したところ、料金は約11,000円でした。

機内持ち込み荷物

チケットの種類にもよりますが、エコノミーライトの場合は座席下に収納できる荷物のみが無料です。サイズは、45×36×22センチです。ウェブサイトには40×30×15センチと記載がありましたが、チェックインカウンターで確認したところ45×36×22センチが正しいようです。

追加で機内に持ち込みたい荷物がある方は、追加料金にて頭上の荷物入れに入れられる荷物を持ち込むことができます。サイズは56×45×20センチです。なお、どちらも重さの制限はありませんでした。

荷物サイズ測定用のボックスを左上から撮影
荷物サイズ測定用のボックスを左斜め上から撮影

後ほど写真で紹介しますが、足元はLCCにしては広い方だと思います。45×36×22センチの荷物は無理なくおくことができますが、足を伸ばそうとすると少し邪魔かもしれません。

搭乗

搭乗方法は空港ごとに異なるかもしれませんが、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港では、航空券に記載のあるグループ(機内をエリア分けした番号)ごとに順番に搭乗します。自分のグループが呼ばれたら速やかに列に並ぶようにしましょう。

機内・座席

今回乗ったのは、ボーイング787。3人掛けが3列あるタイプでした。LCCのシートといえば固くて冷たいものが多い印象でしたが、今回のシートはフェイクレザーのような質感で比較的柔らかく、足元や左右が極端に狭いこともなく、快適でした。

LCCにしては珍しく、タッチパネルのモニター付きで、映画をみたり食べ物を注文したりできました。ただし、イヤフォンジャックは有線のもので、機内で無料配布はしていないため、もし利用したいなら有線のイヤフォンを自分で用意する必要があります。Bluetoothには対応していませんでした。

また、モニターの下にUSBポートがありました。機内で充電できるのは非常にありがたいですね。