◆引き出物のお皿にまで、ケチをつけられる始末
「引き出物は、ジルスチュアートのお皿だったよね。ジルスチュアートは悪くないチョイスだと思うけど、あくまでタオル、ハンカチとかで選ぶブランドじゃないかしら?さすがに、お皿の色がピンクは派手じゃないかと。お皿を選ぶなら、もっと日常的に使える、白いお皿を選んだ方がいいわよ」と、言ってきたそうです。
あげくの果てには、「引き出物の選び方とか、式場探しとか、わからなかったら私が相談にのってあげたのに……。今度困ったことがあったら、私に連絡してね。料理はひととおり美味しいものは知っているから」「もし今後、子どもが産まれて『お食い初め』することになったら、いいお店紹介するわ」と、聞いてもいないのに、ベラベラと一方的にアドバイス。
他の女子たちは下を向いて、ダンマリ。誰も助けようとはしてくれませんでした。
この出来事をきっかけに、友美さんは「自分の見栄を張るために、わざわざ無理をして貯金を切り崩して、結婚式を挙げて友達を呼ぶ必要はなかったのかも」と、激しく後悔したそうです。
その後、友美さんはその友人達と、しばらく連絡断ち。
また、この出来事があってから、無理をせず、自分の身の丈で出来ることをやろうと心に決めたそうです。
結婚式は人生の一大イベントであり、つい豪華にしようと無理をしてしまうもの。しかし、招待した人が満足できる内容でなければ、お互いに嫌な気持ちになってしまうこともあるでしょう。
もし、招待する人を満足できるような「式」を挙げられる予算が用意できないなら、いっそ2人だけで海外ハネムーンをするという方法もひとつの手と言えそうです。
<文/みくまゆたん>
【みくまゆたん】
フリーライター兼占い師。数々の婚活経験を元に、大手メディアや出版社などで恋愛、婚活、占いコラムなどを執筆中。
Twitter:@mikumayutan