27日、YouTubeチャンネル『WIRED. jp』が動画を更新。
ハッカーでペネトレーション・テスターのジェイソン・E・ストリートが、ネット上の質問に答えるなか、フィッシング詐欺について語る一幕がありました。
■リンクをクリック、または受信するだけで…
動画後半「リンクをクリックしただけでハッキングされる?」という質問に対し、ジェイソンは「もちろんです」「ほかにもOffice製品にはある種の脆弱性があって、閲覧ウィンドウを開くだけで攻撃されることもあります」と明かします。
また開くだけでなく「SMSやiPhoneでiMessageを受信するだけで危険にさらされます」と罠は多岐にわたることも。ジェイソンは「だから答えはイエスです」と結論づけました。
■フィッシング詐欺被害を減らす最善策とは
また「なぜ電子メールはハッカーの標的になりやすい?」という質問に対し、ジェイソンは「企業が従業員ではなく、テクノロジーの投資に力を注ぐからです」と回答。
「従業員の教育にもっと時間とお金を使うべき」と訴えるジェイソンは「攻撃やセキュリティーに対する理解力を高めれば、フィッシング詐欺の被害を減らせます」と見解を示しました。